#FZ250 PHAZERレストア phase-05 part 3: ウェットブラストは洗浄・仕上げ向き
2016.08.20しつこいサビや汚れ。どんなにブラシや紙やすりをかけても手が届かない箇所があります。そこでやってみたいのが「サンドブラスト」。研磨剤を圧搾空気と一緒に対象物にぶつけ、サビをとったり、塗装を剥いだりするもの。
同じ原理でエアの代わりに水を使ったものが「ウェットブラスト」。
今回は試しにレンタルガレージで時間貸ししている「ウェットブラスト」を試してみました。
ウェットブラスト「ココット」
装置は非常にシンプル。カバーがついていて、対象物をおいてフットスイッチを軽く踏むだけ。
すると洗車するときに使うような口から水がでてきてそれを対象物にあてます。
穴から手を入れて、対象物とウォーターガンをしっかりともち、垂直かつ近づけて使います。斜めだと洗浄力が落ちるとのこと。
むちゃくちゃ真剣に作業しています。水が四方八方に飛び散り、中がよく見えないので透明ガラスに頭をついつい近づけてしまうのでした。
仕上がり
塗装が剥がれかかったブレーキマスターシリンダーの刻印、ブラシややすりでは隙間に届きませんが、綺麗になります。
キャブレターのフロート側の蓋。進行したサビまではとりきれていませんが、まあまあ綺麗になります。
ウェットブラストは仕上げ用
いろいろやってわかったのですが、ウェットブラストはどちらかといえば仕上げ用。研磨力が弱い研磨剤が入っていることもあり、洗浄には向きますが、塗装をはいだり、サビを落としたりといった研磨は時間がかかるか、力が不十分です。
ますますサンドブラストが欲しくなりました。
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