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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

#名車シティ再生 (37) YMG1でラッピングフィルム施工体験(実技編) #3mjp

2016.05.22

事前の講習でプロの妙技にすっかり怖気ついてしまった私。本当に自分でラッピングフィルムを綺麗に貼ることができるのでしょうか?

ルーフサイド

まずは簡単なところからチャレンジ。

まずはナイフレステープをどこにどう貼るか、戦略を練ります。特にナイフレステープを貼った順番の逆順で切っていかないと、糸がからまって作業がオジャンになるので記憶力を働かせる必要もあります。

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やれた塗装を隠すようにフィルムをはるので、その回りをナイフレステープで囲います。

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それぞれナイフレステープは少し長めにつけておき、引っ張りやすくします。

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一筆書きのように順番に重ねていくの大事。

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真剣な表情、というよりも老眼で手元がよくみえません。老眼鏡必要です。

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これで一周できました。

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ラッピングフィルムを貼った後、ナイフレステープを端から引っ張ることで、フィルムをカットすることができます。

「さあ、やってみましょう!」

プロの方が優しく言葉をかけてくれますが、こちらはドッキドキです。いやな汗かいてきました。

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あらかじめ適切な長さに切った3Mラップフィルム1080をかぶせるように位置決めします。粘着が弱いといっても、最初から結構ぺったりくっつくので真ん中から載せます。

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スクイージー(へら)を使って貼り付けます。このとき空気が残らないように注意します。

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よれているところはヒートガンをつかって温めるとシワがなくなります。

そしていよいよナイフレステープの出番。

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貼りつけた逆順、つまり最後に貼ったナイフレステープからカット開始。

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カットしたら余ったフィルムを剥がし、ナイフレステープの残ったテープ(緑色)も剥がします。その時フィルムの端が少し浮くので、それを手やスクイージーで押さえると、断面がほとんど分からなくなります。

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指先がカットした場所。触ってみれば段差があるのが分かりますが、ちょっと遠めには分かりません。マジック!

女性向きの作業

ここでミニ四駆のステッカーをミクロン単位の正確性で貼れる女性、おれいゆまなみさんの登場。ミクロン単位だから、実車スケールなんてわけないです。

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真剣な表情でナイフレステープを貼っていきます。

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美容室のような写真ですが、カットしたラッピングフィルムを折り込んでいるところ。サマになっています。

ラッピングフィルム自体は軽いし、力を必要としないので手先の器用さがあり、粘り強い性格の女性向きの作業ですね。

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写真ではどこがフィルムかまったくわかりませんね。リアハッチの上面だけ貼っています。

超難易度アップ! リアスポイラー

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次にとりかかったのは取り外して持ち込んだリアスポイラー。形状が立体的で1枚で貼れるわけにいきません。ここはワンドラの新戦力、おれいゆさんに頑張ってもらおう!

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エッジ部分に粘着を強化する下塗り材をぬっておきます。これにより粘着力がアップし、剥がれにくくなります。

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ここもまたナイフレステープが活躍。エッジ部分から稜線に沿って貼っていきます。

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フィルムは無限に伸びるわけではなく、凸部はどうしても浮きがち。そこで凸部は先にはっておきます。

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今回リアスポイラーは底面はブラック、表面はブラッシュドアルミにてラッピング。こうやって色分け(フィルム分け)できるのもフィルムのいいところ。

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3段階に分け、表面と裏面の一部はブラッシュドアルミです。ブラッシュドはヘアラインの入った金属調で、塗装では再現できない表現が魅力的。

端が丸まっているのでそこでどうしてもフィルムにシワがよってしまうのを、ヒートガンであたためながらなんとか表面だけは綺麗に貼れるようにしましたが、しんどい、大変!

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しかしその努力のかいあって、見事にできました。光の当たり方で輝きが変わる、綺麗!

フロントリップスポイラー

今回勢いあまって「自分たちでやります!」といってしまい、かなりの部分自分たちでトライしていますが、プロの方に指導、そして一部助けてもらっています。

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「フロントリップスポイラー、貼れるかなあ? ちょっとやってみようか」

プロの方による、試し貼り、実演です。

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端っこのほうを貼りつけたあと、ヒートガンで全体的にあっためて・・・

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位置決め。

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空気だまりを押してなくしていき・・・

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あら綺麗。さすがはプロの技です。このまま貼ってくれたらいいのになぁ、と思いましたが...

「じゃあ、あとは自分でやってくださいね」

ベリベリベリ~ 試しに貼ったフィルムは綺麗に剥がされてしまいました。ええ、綺麗に剥がせるのも3Mラップフィルム1080の特徴のひとつです。

フロントボンネット(指導)

じつはなにげに難しい、フロントボンネット。特にこのシティにはボンネットピンと呼ばれるレース用のボンネット留め具が付いているため、その部分を避ける必要があります。こちらもプロの方による試し貼りをします。

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まずはフィルムを上からさっとかぶせます。

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ボンネットピンの部分をカットし、避け目からボンネットピンを出す戦略です。


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もはや外科手術のよう。

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ヒートガンをつかってシワをとります。

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不要部分をカット。

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適宜ヒートガンであっためながらシワをとります。


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スクイージー(へら)を使ってフィルムをボンピンの隙間に押し込みます。

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「こんな感じにすれば貼れますね。じゃあ自分でやってください」

ベリベリベリ~

あああ、また剥がされてしまいました。綺麗に剥がれるのも3Mラップフィルム1080の特徴...(二度目)

プロの技によるドアミラー

ワンドラ・チームがリアスポイラーに四苦八苦しているあいだ、時計の針はどんどんと進んでいきました。これでは予定していた箇所が終わりません。そこでプロの方の助け船、複雑な形状のドアミラーをやってもらうことに。

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ドアミラーはかなり複雑な形状のため、何が難しいかというとどのようにフィルムを分割するか。まずは営業の方も含め、戦略を討議。この時間が実は意外と長く、ああでもない、こうでもないと真剣に討論しています。

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こちらはYMG1のデモ車両のベンツ。もちろん緑のラッピングがされていますが、右端にラインが入っているのが分かるでしょう。これがフィルムの継ぎ目となっており、山家社長いわく

「(樹脂)成形のパーティングラインとはフィルムは違うんだ」

とのこと。貼りやすさ、そして傷ついた時の交換しやすさを考慮してどこにナイフレステープを貼るか、それが大事なのです。

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結果的にこのシティは5分割、ドアミラーの前、上、下、ステー側、枠で分けて貼ることになりました。

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最後に一番汚れやすい前の部分を貼ります。そうすることで傷がついてもここだけ交換できるのでメンテナンス性も高いです。

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仕上げはヒートガンで。すごい、見違えた!

こちらもリアスポイラー同様、ブラッシュドアルミ、前面は横方向、上面は縦方向で90度ヘアラインの方向をかえることでより立体感が強調されて高級感を漂わせます。24年落ちのシティなのに、まるでアウディのような雰囲気!(いいすぎ?)

ボンネット

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最後の大仕事はボンネット。現状ではFRPのクリア層が劣化がすすみ、いたるところで内部的な剥がれがあり表面からではどうにもなりません。今回はレーシーな雰囲気を維持するため、カーボン調フィルムを貼ることにしました。カーボン調フィルムは通常のフィルムより多少厚みがあり、硬い印象です。

また突起物のない普通のボンネットであれば比較的楽ですが、ボンネットピンがあることで今回は難易度が飛躍的に上がっています。

だいたいの位置決めをし、ボンネットピンを少しくぐらせたところでプロの登場。

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シワが寄らないように予め全体的に伸ばしてならします。

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ボンネットピンの部分を綺麗にカットしていきます。

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空気が残らないように、スクイージーで真ん中から端にむかって動かして空気を抜きます。面積が広いところは特にこの作業が重要とのこと。

そしてついに完成!

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まあ、なんということでしょう、まるで新品のよう! まさにリフレッシュしましたね。

というところで時間切れ、右ドアミラー、リップスポイラー、そしてサイドモールは宿題となりました。

実際にやってみて

今回はスリーエムジャパンさん、YMG1さんに特別にお願いして3Mラップフィルムシリーズ1080の施工体験をしました。ラッピングは材料となるラッピングフィルムと、ヘラ、カッター、ナイフレステープ、ヒートガンさえあれば施工をできる手軽さが魅力ですが、技術の差が仕上がりに直結。実際にやってみるといやいや、これはそう簡単なものでもないというのが良く分かりました。

基本的な技術は身につけられても、複雑な形状に対してどうナイフレステープを貼っていくのか、分割していくのかといったノウハウや、素材の特性を理解してヒートガンを使ってうまく伸ばしてく技術と、一朝一夕ではいきません。一人前になるには1年はかかるといいます。

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仕上がりを求めるのならプロにお任せするのが一番。一度やってみると「フィルムなんてただ貼るだけじゃない」というのではないことが実体験できます。いや、これは大変ですよ。

傷がつかない、貼るのに失敗しても取り返しがつくなど塗装にはないメリットも多いラッピングフィルム。気軽にカラーチェンジ・柄チェンジができるのが魅力なので愛車のワンポイントイメチェンから、フルラッピングまで、ぜひ挑戦してもらいたいです。

施工場所:YMG1 LAPPSスタジオのご紹介

今回はYMG1様、スリーエムジャパン様に大変お世話になりました。

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YMG1公式サイト ラッピングカーの製作・施工は|カーラッピングYMG1

高級車・スポーツカー向けラッピング施工LAPPSについて カーラッピング【LAPPS】|カーボン・迷彩ラッピング施工

技術者養成講習会も開催されています。

3M4Star認定トレーニング(LAPPS(ラップス)カーラッピング講習会) : カーラッピング【LAPPS】|カーボン・迷彩ラッピング施工

DIY派はこちらから材料を購入、挑戦することもできます。

カーラッピングシート販売 3M 1080、ARLONフイルム |

LAPPSオンラインストアは、LAPPS YMG1が運営するカーラッピング専用の通販サイトです。 スリーエム1080ラップフィルム(3M 1080 カーラッピングフィルム、カーラッピングシート) を初めARLON(アーロンフィルム)も販売している通販サイトです。

また、カーラッピングに便利な施工道具や備品などもご用意していますのでご覧ください。 3M1080フイルムは、剥がすことが容易な再剥離、カーラッピング・車両専用フイルムです。 ボンネットも1枚で貼れる1524mmサイズのフイルムで気泡が簡単に抜けるので施工がしやすいフイルムです。


宿題となった残りの部分、自分たちで頑張ります。シティ外装チェンジ完成まであと少し!

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この記事を書いたライター

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のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


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