#名車シティ再生 (31) ドアミラー塗装剥離・前塗装
2016.05.06マツダ・ロードスターのスピーカー交換もよいですが、名車シティもレストアを進めます。
マツダ NDロードスター スピーカー交換は予想以上に大変【ワンダードライビング】
さてこれからは懸案のラッピングフィルム貼り付けの前処理、剥がれた塗装を剥がしてならします。
ドアミラー取り外し
まずドアの内張りを外します。古いホンダ車なのですべてタッピングビスでとまっており、見えるところのビスをはずせば、内張りはとれます。パワーウィンドウのスイッチはコネクタを外し、とっておくと作業しやすいです。
ドアミラーの根元、3本のビスを外し、電動ドアミラーのコネクタをドア側からはずせば、ドアミラーは外せます。
なおこういう作業を予めやっていたので、マツダ・ロードスターの内張りも比較的簡単に外せました。基本構造はほとんど変わっていませんので。
ドアミラーの塗装剥がし
24年もののドアミラーは根元の塗装ははげかかり、ドアミラー自体も禿げてしまったものを前オーナーがフィルムを一部貼って簡易補修したもの。そのためボコボコだし、そのフィルムも劣化して塗装がはげてきました。
フィルムごとめるくとペリペリと塗装が剥がれます。
まだ塗装がしっかりとくっついているところはサンダーをつかって塗装を落とします。#320を使ってましたが、大変だったので #150まで粗くしてどんどんと削ります。
サンダーを駆使して塗装を剥がしたところ。ドアミラーは年輪のように、焼けたあとがたくさん残っていました。
左ドアミラー
同様にして逆側、左ドアミラーも塗装を落とします。こっちの方がよりフィルムでペリペリと剥がすことに成功。
根元は同じくサンダーでゴリゴリ削って完了。
ステーのみフラットブラックで塗装
ラッピングフィルムで色をつけるのはドアミラー部のみ、ステー部分はフラットブラックで塗装します。
ステー以外はマスカーフィルムを使ってマスキング。
【Amazon】 パイオラン マスカー550mm×25m MASKER550MMJN
マスカーフィルムは広範囲をマスキングするのに便利、境界だけ養生テープで、その回りはビニールで覆うことができます。
フラットブラックで塗装。なんかこれで全部塗ればいいような気がするほど自然な仕上がり。
塗装完了。見た目は綺麗ですが塗装が弱く、ちょっとこすれただけでも塗装がとれてしまうほど薄いのが問題。これはラッピングフィルムがくっついたらとれちゃいそうで心配。
ドアミラー取り付け
ステーを取り付け、コネクタを接続して作業完了。
あとはこのドアミラー本体にラッピングフィルムを「綺麗に」貼り付ければイメージチェンジ完了ですよ。