マクラーレンホンダはクルマ離れ世代のフェラーリF187になれるか?
2016.03.171987年に鈴鹿サーキットで走行したフェラーリF187が今回モータースポーツファン感謝デーに登場しました。
29年前、鈴鹿サーキットでF1が開催され、生のF1の迫力に日本はすぐさま一大F1ブーム到来となります。その中核となったのがホンダエンジンであり、マクラーレンホンダは圧倒的な強さを見せつけました。その後ホンダF1活動は1992年末をもって第二期活動を終了することになりました。
当時バブル景気崩壊により日系スポンサーの撤退が始まり、1994年にはブームの中心にいたF1ドライバー、アイルトン・セナが事故死し、日本における社会現象的な人気は終息に向かってしまいます。
今の20歳は1995年生まれであり、2018年に就職を迎えようとしています。日本にもう一度F1をはじめとするモータースポーツ文化を根付かせることができるかどうかは、今季のマクラーレンHONDAの活躍いかんにかかっているといっても過言ではありません。このマシンが私達世代のF187になる事を期待しています。
マクラーレンHONDAと共に成長、大人になれれば若者が再びクルマに興味をもち、親子でクルマを楽しみ、その後欧米のように親子3代に渡って世代交代できるのではないかと思いました。