ADVAN CUP 2016 カート5時間耐久レースレポート
2016.02.02今回のカート耐久レース、4時間ではなく拡大版の5時間。スポンサーにADVANがつき、豪華賞品が出るということで参加者のテンションもアップ。特に優勝者はシリーズエントリーフィーが無料になるということで、力が入ります。
ところが事前の練習走行でクラッシュ、マシン交換となりイマイチ波に乗り切れない我がチーム「カズミンテコイレ」。さて今回のレース、無事ゴールできるのでしょうか?
シビアな計量
これまで給油はジョッキ2Lを目視していたのですが、今回からコンマ単位で計測できる計りで計量。
給油タンクも共通、主催者から支給されたものを使います。
比重も含めて、2500g以下になる必要があり、凄く細かく調整。オフィシャルの計量で2498gとまさにギリギリまで攻めています。
波乱のレーススタート
今回のスターティングドライバーは、エースのK選手。毎週1回以上は通って、そのスピードに磨きをかけており、速さも安定感もピカイチです。今回は今年レースに出場するためにレース慣れしようと、スターティングドライバーを駆って出ました。
以前は重量ハンディから順位を下げがちでしたが、今回は冷静な判断で順位を取り返すほどの活躍。クラス2位スタート、一時4位まで落ちたものの1周をまわって2位まであげて戻って来ました。その後も順調に周回を重ね、新東京サーキットの自己ベストラップ36秒台の実力は本物です。
ところがしばらくして大波乱が。突然エンジンブローしたカートがでてオイルがブチまかれ、スピン続出。赤旗中断です。
一時はレース続行が危ぶまれましたが、コースをショートにすることと、これまでの順位はクリア、時間を短縮し4時間レースとすることとなり再スタートを切ることとなりました。
トリッキーな5.5コーナー
6コーナー前のライン上にまかれたオイルは石灰で吸収したものの、このラインはスリッパリーでなかなかにしてリスキーです。
しかもイン側の段差は激しく、ちょっと内側に行き過ぎると、カートにダメージを受けそう。
そんななかレースは再スタート、今度は私がスターティングドライバーを務めます。
やってもうた~
スタートは混乱しがち、以前も同じクラスにバカスカ抜かれたり、クラッシュ・スピンして最後尾になったりといいことがありません。今回は特にショートコースとなり、アウト側がスリッピーなのでラインがせまく、混乱すること必至です。
そんな中慎重にスタートを決め、2コーナーでスピン車両が出ているのを冷静に避けてクリア。このまま順調に周回を重ねたいと思った問題の5.5コーナー。
前のクルマが突如スピン、それを避けようとしたところ私もスピン、なんとかぶつからずにグリーンに逃げられたもののグリーンは奥深く、タイヤが空転してまったくコースに戻れません。
そうこうしているうちにGT-3クラスもいき、すべてのマシンが目の前からいなくなってしまうほど。スピンの原因を作った車両もとっととコースに復帰していきました・・・なんてこったい。
ラジコンレースでかならず1週目でクラッシュ、最後尾になるのが私の定番で、子供にいつも怒られていますが、今回もまったく同じ。カートも、ラジコンも、レースはまったく同じ結果です。
しゅんとしながらも、まだレースははじまったばかり。同じクラスから周回遅れにならないよう、GT-3クラスを次々と抜いていきます。
そうやって30分走行してドライバーチェンジ。
今度はマシントラブル
2時間たって、また自分の走行順番が回って来ました。
今回こそ順調に周回するぞと走っていると突然の失速。なんだなんだ?
クラッチ?
メインストレート上で止まるとまずいのである程度いって、左側に寄せました。
お手上げです。
ダメー
原因はチェーンが切れてしまったこと。
なかなかマシン回収できず、数周ロスして回収後、チェーンを再び装着。その後改めて走行を重ねます。
難しいレース展開
トラブルが続いた結果、我がチーム「カズミンテコイレ」は3位前後をウロウロ。もうこうなってくると3位入賞を狙う作戦に。
給油もギリギリまでまって給油する作戦にし、セーフティカーなど混乱があった場合は無給油で最後まで走り切ろうという消極的ではあるけど、確実な走行で3位を無事ゲット。表彰台に上がれました。
3位入賞
今回は賞品が豪華で狙いたかったのですが、残念。じゃんけん大会でもタイヤやエンジンが出るなど、超豪華でした。
今回は事前のマシントラブルもあったし、まあ致し方ないですね。次回こそは優勝目指して頑張りたいです。とにかく1周目は課題です。
焼肉たべて頑張ります!
新東京サーキット・オフィシャルブログでのレポート
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