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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

MTシリーズの末弟、ヤマハMT-25/03をMT-07オーナーが試乗してきました(1)

2015.10.04

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Master of Torque。

MTシリーズは姿かたち、エンジン気筒数、排気量と実は全然違っていて、そのコンセプトだけを共通するもの。MT-09と07が全然違うフレーム、エンジン、ということを知ったときは愕然としましたが、今度のMTは250ccと320cc、MT-25/03と名付けられてます。さて、どんな乗り味なのでしょうか?

トップエンドとエントリーの両方を担う

製品としてはごくごくまっとうに、同じ排気量のYZF-R25/R3とコンポーネントを共通化、MTはネイキッドモデルとして出してきました。

YZF-R3/YZF-R25 - バイク スクーター | ヤマハ発動機株式会社

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MT-25/03の位置づけは実は2通りあります。グローバル化する世界市場を見据え、新興国ではトップエンドとして、一方先進国ではエントリーモデルやセカンドバイクとしての位置付け。

これまで市場にあわせ、仕向け地用にバイクを企画生産してきた時代もありましたが、現在のような状況ではなかなかそういうこともできず、1粒で二度美味しいといった戦略が求められます。

その結果、どうなったかというと。

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タンデムグリップが付きました。

ここ大事なポイントで、実はYZF-R25/R3にも、MT-07/09にもタンデムグリップはないんです。

新興国では2人乗りは当たり前、むしろ必須性能なんですね。それに対応して車体に沿うような形でデザインされたタンデムグリップは、長時間のタンデムに対応してラバーマウント。ショックを吸収するから握り心地がよく手が疲れません。

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特に裏側まで指にそうようにデザインされたところは、本当に気を配られているな、と感じた次第。

デザイン

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デザインに力を入れているヤマハ。MT-25/03も例外ではありません。一部流用パーツをうまく使いながらも、オリジナリティを出しています。

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ウィンカー、サイドミラー、テールランプ(MT-07)は他MTの流用。

MT-25/03の違い

またMT-25/03の違いはごくわずか。

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(MT-25)14,000回転からレッドゾーン

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(MT-03) 12,500回転からレッドゾーン

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(MT-25)

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(MT-03) 径が太い

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(MT-25) 穴あき

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(MT-03) 穴なし

ステッカーやナンバー以外ではパッと見、判別がつきにくいです。そこがいいのかもしれませんね。

次回はいよいよ試乗レポートです。

(つづく)


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のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


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