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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

ワンドラ・カート部 新東京サーキット4時間耐久レース最終戦【レース編】

2015.10.28

事前練習でタイヤを太くしたことでタイムアップするはずが、逆にタイムダウンしてしまうことが判明。急遽同じサイズのタイヤを新品に交換し、万全の態勢でレースにのぞみますよ。

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今回タイムスケジュールが30分早まり、受付開始が7:30amから。そこで渋滞を避けるために朝4:30起き、4:50に出発して6:00amには現地に到着しました。アクアライン渋滞がなかったのでスイスイです、スイスイ。


新カラーリング

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今回のエントリー名は「ワンドラ・テコイレ」。TECO(テコ)カラーの新カラーリングが目に眩しいです。

株式会社テコ

新兵器、エンジンカバー

朝から忙しそうに作業をしているのでのぞいてみると、赤いエンジンカバーを装着していました。

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なんでも、空力性能向上のためだとかで、実際にはそれよりも赤くてカッコイイというのが大きな理由です。

車検

車検を受けたあとでタイヤ交換(太いものから細いものへ)したために、再度重量を計測。

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マシン重量は3Lのガソリンが入った状態で83.0kg。比重は0.7~0.8くらいなので、ガソリンは 2.1~2.4kgなので最低重量の80kgはクリア。

バラストは6kg、シートに取り付けています。

練習走行

タイヤは新品、最初は慎重に走ってもらい皮むきしてもらって、4名全員で乗ります。感触は上々、とはいうもののタイムは余り伸びず46秒台、45秒台にギリギリ入るかどうか、という状況。

そんななか、ひときわ目立つカートが1台。ゼッケン53号、Bチーム改めチーム名「Aチーム・テコイレ」のマクラーレン・ホンダカラーのマシンです。

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45秒台を連発、ベストラップは45.1秒と異次元の速さを見せつけます。え、先日の練習走行では46秒台に入れるのがやっとだったのに?

ドライバーはいつもサポートしてくれるチンク・ワントゥーノ・モータースポーツの北村さん。レジェンドと言われるその走りは健在です。かなりチートな走りに、敵は身内にあり、驚愕しました。

スターティンググリッド

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スターティンググリッドはくじ引き。今回スタートドライバーを務める私がくじをひきました。

するとなんとGT2クラスのトップ、20番グリッドを獲得。やった、ラッキー!

スタート

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いよいよレーススタート。スターティンググリッド20番につき、スタートを待ちます。

フォーメーションラップ1周のあと、再びグリッドに戻ります。マシンは少し内側に向け、なるべく直線的に、かつGT1クラスの間隙を縫おうという作戦。

レッドシグナルが全部つき、その後ブラックアウト、アクセル全開!

スタートは悪くなく、19番グリッドのGT1クラスのマシンとほぼ同等か少し上、横に並びかけます。よしよし、これで1コーナーから2コーナーで食えればいいと思っていたら、右後ろから見なれたマシンが飛び込んできました。

53号車! Aチーム・テコイレ!

5台中5番手だったはずなのに、大外から一気にかわして目の前に滑りこまれました。えええ~

さらに左後ろにいたGT2クラスの車両(54かな?)に滑りこまれて、おいおいと思っていたらGT2クラス51号車(多分)にまで先行されてしまい、半周であっというまに4位へダウン・・・なんだったんだくじ引き運。

これからはGT1クラスとGT2クラスの車両、3台での壮絶なバトルのはじまり。

前につかえているGT1クラスをかわした53号車、54号車はどんどん先行、GT1クラスにつかえた私と51号車は団子状態で引き離されます。いかんせんGT1クラスのマシンにはコーナーではかてるのですけど、直線でやっぱり引き離される状況。

GT2クラスの51号車とはぶつからないように、クリーンなバトルをしあってお互いに抜きつ抜かれつ。ようやくモナコで抜いたと思って喜んでいたら1コーナーでインを刺されてすぐに抜かれるとか、とにかく油断も隙もありません。

ラップの遅いGT3クラスがでてきて、GT1クラスのマシンが突っかかる時がチャンス。と思って横にでたら別のGT3クラスマシンの後ろについてしまい、逆に加速でアクセルが踏めずにGT2クラスに抜かれたりと、レースの駆け引きが難しいです。

それでもなんとかGT1クラスを抜き、抜けなかったGT2クラスの51号車はGT1クラスにひっかかって差がつきます。そのままリードを保ち、単独走行。28分を走行し、2番手へバトンタッチ。この時点で3位

タイムが伸びない

レジェンド北村が駆る53号車、54号車が45秒台~46秒台でラップを重ねるのに対し、ワンドラ・テコイレ 52号車は46秒台がやっとでタイムがなかなか伸びません。練習走行では45秒台に入ったのに、なぜ。

朝夕は冷え込むものの、日中はお天気がよく、汗ばむ陽気。気温もあがり、路面温度も上がってタイヤも熱ダレ気味。タイヤの空気圧を調整したりします。

そして自分の2回目の乗車。

今回はGT1クラスが早いので、それに必死にくいついて行こうと頑張ってペースアップ、46秒フラット前後で周回。スリップストリームを使ってようやく45.8秒とレース内での自己ベストを更新。その勢いでGT2クラスも3台ほど抜くことができ、走っている方としてもかなり手応えを感じます。

とはいえ、耐久レースも2時間以上走っているので順位は周回数によるもの。ここで抜いた抜かれたは大勢に大きく影響するものではありません。

めまぐるしく変わる順位

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なにせピットインや給油作業によって順位が変動するため、いまの順位と実際の順位が連動しないのです。3位か、4位か。入賞できるかどうかがかかってますので手を緩められません。

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綿密なレースシミュレーションによると、4回給油では500cc足りない計算。セーフティカーが入って10~20分ほど先導走行すれば足りますが、今回のレースはとてもクリーンな展開、セーフティカーが結果的に1度も入りませんでした。

5回給油では逆に1Lほど余る計算になりますが、現在の状況では入賞を逃してしまいます。

給油してしまうともうレースの組立ができなくなるため、行けるところまでいける作戦へ変更。タイムは2秒ダウンの48~49秒台へ、燃費走行へとチェンジ。

2.5Lが残っている状態で燃費走行、そして残り25分でドライバーチェンジ。この時点で1.5L残っていれば全開走行可能。果たして燃費走行は功を奏すのか?

49秒台となると同じGT2クラスにラップされまくりで、ドライバーには相当なストレスがかかります。また3秒遅いために、16周すると再びラップされるため12分で1ラップ、35分では2.8ラップされる計算。

それでも給油3分のピットストップでは3.9ラップされる計算となるため、まだマシです。

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残り25分でピットイン、最終ドライバーにチェンジ。この時点でガソリンは計算どおり約1.5L残っているため、全開で追い上げます。

ゴールへ

現在3位、これで走り切ればなんとか表彰台へ。タイムが悪かったわりには健闘したといえるでしょう、と思っていた残り2周。2位を走る54号車がガス欠でストップ! 最終的にワンドラ・テコイレは2位浮上でチェッカーを受けました。なんと棚ボタラッキー!

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ゴール後タンクをみてみると。

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なんと、こちらもカツカツのギリギリ。まったく余裕がありませんでした。35分間の燃費走行のたまものです。


53号車「Aチーム・テコイレ」

Bチーム改めチーム名「Aチーム・テコイレ」はその後、様々なトラブルによって後退を余儀なくされてしまいました。

・走行中にホイールナットが飛んでガタガタになったためピットイン
・他車との接触によるブラックフラッグ、ペナルティでピットイン
・ドライブ側のスプロケットのボルトが破断、緊急ピットイン

特にマシントラブルによる長時間の作業により後退したのは痛かったです。

GT2クラス・レザルト

1位 51 ARK GT2 JB 286Laps 15位/33台 45.886s
2位 52 ワンドラ・テコイレ 284Laps 18位/33台 45.586s
3位 54 木更津@竹槍特攻部隊 283Laps 20位/33台 44.774s
4位 86 TEAM HB 283Laps 21位/33台 46.187s
5位 Aチーム・テコイレ 270Laps 24位/33台 44.917s

表彰式

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今回も2位表彰台へあがれたことで、シリーズも3位入賞。3戦しか走っていないのに、ラッキーでした。

とはいえ、やっぱり優勝したかったな~ それにしてもなぜタイムが遅かったのでしょう。

反省会

反省会は焼肉屋さんにて。

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話題ははやり練習走行で45秒台が出せたマシンが、46秒台とタイムが遅くなっていたこと、53号車「Aチーム・テコイレ」の方が早かったこと、などマシンセッティングについてディスカッション。

タイヤは元のサイズに戻し、しかも新品だったので特に問題はないはず。中古タイヤをつける53号車はドライバーがいいとしても、ここまで差がでるとはタイヤ以外でなにかあるはず・・・と考えてみると思い当たったのがあの赤いエンジンカバー

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(エンジンカバーのない53号車)

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(エンジンカバーをつけた52号車)

装着作業時にエースドライバーK嬢が

これ付けて、冷却だいじょうぶ?

と私が聞かれたのですが、もともとエンジンヘッドが後ろに寝ていて風があまり当たらないことからあまり関係ないんじゃないですか、と答えた私。しかし思わぬところに落とし穴が。

レーシングサポートをしてくれたチンク・ワントゥーノ・レーシングの金子君いわく、

「うちなら絶対に付けませんね、実際53号車にもつけてないし。一番の問題は冷却ではなくて、エキゾーストの放射熱なんですよ。あのカバーをつけるとエキゾーストの熱が逃げなくってエンジンヘッドがあったまっちゃうんです。すると熱害をうけちゃうから・・・」

って、分かっていたのに、なんで朝から忙しい中ステーを自作してカバーを取り付けてたの?

「だって、どうしても付けたいっていうから(笑) ええと、もう一度いっていいですか?

だからいったじゃないですか(笑)

太いタイヤといい、エンジンカバーといい、一度やって失敗しなければ分からないという大人たちにはよく勉強になりました。

ちなみにエンジンカバーは誤ってエキゾーストを触って火傷しないようにする安全装備であり、タイムアタックはもちろん、耐久レースのように特に長時間走行するような場合、デメリットが大きいことがよーく、よーく分かりました。

どうりで吹けあがりもよくないわけです。

あと53号車はもともとGT-1仕様で使っていたため、高回転まで回って調子がよくなっているのかも知れないとのこと。52号車も一度GT-1仕様にして高回転まで回して慣らすのがいいかも知れません。

ミニ四駆もそうですが、出ているオプションを全部つければ早いってわけではなく、それぞれのパーツの特性などを理解した上で、適材適所、うまく使う必要がありますね。そうでないとカートでの先輩、人生では若輩者から

だからいったじゃないですか(笑)

と言われる始末です。はい。

いやあ、勉強になるなあ(涙)

・・・

次回は年明けのウルトラ耐久5時間レース参戦予定です。


この記事を書いたライター

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のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


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