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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

ワンドラ・カート部 新東京サーキット4時間耐久レースレポート

2015.08.06

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今回はホーム、新東京サーキットでの4時間耐久カートレース。ドライバーは様々な年齢層、女子含む6名での参加、ヘルメットがきらびやかです。

マシンと最低重量

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スバル4ストロークエンジン、サイドのスターターを使ってかけるタイプ。エンストすると一旦下りてかけなければならないし、勝手に走りだすこともあるのでコース上ではエンスト注意です。

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マシン持ち込みの本格的なレースなので、きちんと計量。マシンは78kg。

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これに各ドライバーの平均体重をくわえて150kgを越えればOK。平均72kgだったのでピッタリ150kgです。

給油

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この耐久レースでは給油も行います。慣熟走行はフルタンク5Lで行い、本選は2Lからスタート。給油は2L毎となります。

慣熟走行

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予選グリッドはくじ引きになるため、あくまでもドライバーの慣らしのため。といってもみんなほとんどタイムアタック状態でマシンの様子をみます。

走っているとトラブル発生、突如ピットイン!

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ん、何か足りてない?

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そうです、サイドカバーが脱落してしまったのでした。落ちた上にパイプが変形、すんなりとはまりません。ハンマーでたたいて応急修理、再びマシンを送り出します。

これで一安心かと思いきや、今度は人生のベテランドライバー、Sさんがグリーン上で止まってます。なんであんな場所に?

帰ってきたSさんいわく、

「いやあ、ブレーキが効かなくてよ~、とまんないもんだから、なんとかコースアウトしてとめたんだよ」

とのこと。怖すぎです。どうもブレーキに油がついたらしく、洗車して対応。次のドライバーは私、おそるおそるブレーキを踏んで効きを確かめての走行です。

こうして50分の練習走行は終了。これでトラブルが出切ったはず?

グリッド&給油

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グリッドはくじ引き。参加するGT2クラス4台中、3番目からのスタートとなりました。他のGT1(改造可能なクラスで早い), GT3(N35なので遅い)クラスと混走なので、異なるペースに注意をしながらの走行となります。

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ガソリンをいったん全部抜き、給油場へ。

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そこでオフィシャルが見守る中、2Lを給油。これでスタートです。

スターティンググリッド

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この位置からのスタート。結構前にたくさんカートがいるので、スタート直後の混乱に注意です。

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いよいよスタート! 4時間も走れるのか?

最初の給油

スターティングドライバー、元カーターのKさんによる冷静な走りでトラブルもなくスタート、順調に周回をこなします。しかし相当暑いらしく、ペースは伸びません、Kさんも暑くてボーっとしているらしく、顎があがってます。

30分走行して、最初のピットインと同時にガソリン給油。

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オフィシャルが確認した2Lのガソリンをここで給油。また3分の停止が義務付けられているので、早く終わってもすぐには出られません。時間を待ちます。

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3分たったらGO!

トラブル発生!

勢いよく出て行った2番手ドライバー、フェルナンド・ヤマンソ選手(仮名)。ところが戻って来ません・・・あれ?

なんと6コーナー先でエンジン停止、再スタートが切れずにとまってしまったのです。

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ここでセーフティカー導入、ピットは騒然、急遽ドライバーチェンジするチーム、給油するチームと動きがあわただしくなります。その中ワンドラ・カート部はドライバー&マシンが帰還するのを待つのみ。

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ピットに戻ったマシンの再始動を試みるも、やはりエンジンがかかりません。色々チェックした結果、プラグを交換することに。

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見事エンジンは再始動。しかしこれは手痛いロス、クラス最後尾どころか、なんと全車の中でビリ。オーバーオールビリ!

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このあとの追い上げに期待です。

46秒台の壁

皆頑張って走っているのですが、なかなか46秒台に入りません。何かあると48秒台とタイムは低迷。GT2クラスはだいたい46秒台、早いチームは45秒台前半、ベストタイムは44.98秒とあまりGT1クラスと変わらないペース。これでは勝負になりません。

ラップタイムをチェックし、
・47秒台 ペースアップ指示
・46秒台 サムズアップ(いいね)
のサインを送ることに。

私の走行順となり走るも、なかなか46秒台が出ません。その原因の一つがタイヤ、横方向のグリップがなくちょっとラフなアクセル操作でリアが出てしまいますし、つっこみすぎでも慣性で流れ出してしまうというもの。

丁寧に縦方向のグリップを寄せ集めて走るしかなく、練習にはなるけど、ちょっと本番向きではない印象。

30分の走行は最初ばてるかと思ったのですが、このタイヤへの集中力とN35を追い抜くことに集中していたらあっという間にあってしまいました。意外と体力と集中力持ちましたね。

ガソリンが...

途中他のマシンがとまったりとレースが動いたのですが、相変わらずクラスビリには変わりません。ガソリンをみると、あれ、なんかかなり燃費悪い? 予想以上に減っていて急遽給油する場面も。

そして最終走者にバトンタッチするも、なんとなーく、ガソリンが足りない予感。

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47秒台ではなく、もっとペースを落として、ということで全員でペースダウン指示。チェッカーを目指します。

無事ゴール

ペースダウン指示もあり、なんとかガソリンはもち無事ゴール。

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ガソリン残量を確認すると、やはりほとんど残っていませんでした。

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Gがかかるとガス欠症状がでてもおかしくありませんね。

レザルト

総合 21位(29台中)
GT2クラス 4位(4台中)
ベストタイム 46.17秒

反省会

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(GT2クラスベストラップ)

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今回新品ブリジストンタイヤを投入したのですが、GT2クラスの他の3台はすべてアドバン。

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タイヤ幅がフロント、リアともに狭く、ベストラップも芳しくないことを考えると今回セッティングがあってなかったようです。

せめて同じアドバンタイヤだったら、、、と考えざるを得ません。またスプロケットも多少違うということなので、こういったことを含めて再セッティングです。

次回、頑張ります。


この記事を書いたライター

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のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


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