親子の絆が深まるRC親子グランプリ! タミヤRCカーGP参加レポート
2015.06.03「オレのマシン、ドヤ」
完全なるドヤ顔な息子、小学6年生。今回は子供が自ら組み立て、製作したマシンを親子2人で交代しながらレースする「親子グランプリ」に参加です。
一人でRCカー製作
これまで出場していたジュニアバギーGP。今回からプロポ、メカ類までタミヤ製となりよりイコールコンディション化が計られました。
他の4WDマシン TT-02Bに当たり負けしてしまうことから、今回TT-02B デュアルリッジを購入したもののプロポセットがサンワ製だったことや、私(親)も参加できるクラスがいいと思って「親子グランプリ」に参加することにしました。
前回参加レポート タミヤRCカーグランプリ2015 ジュニアバギー参戦レポート【走行編】【ワンダードライビング】
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本当は手伝って作るつもりが、出張取材のために今回すべて、何から何まで子供にお願いしてみたところ。。。
「ラジコン一人じゃ荷が重いです。 無理」
との弱気の返事が。
小学3年生時代にRCカー製作 タミヤ・デュアルハンター【ワンダードライビング】
これまで色々なラジコン作りをやっているとはいえ、常に親が見ていましたからね、まあそんなもんだろうと思っていたところ翌日。
着々と進めていましたよ。やるなあ~
そして完成。
しかも塗装も自分でやったとか。曲線ハサミがなかったので切るのが大変だったとぼやいてました。
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最後にボディの保護シートを剥がし、装着して完成です。
そりゃ「ドヤ顔」にもなりますね。
マシンは車高調整、バッテリーを充電して前日調整は終了しました。
レース当日
キャスターボードに乗ってラジコンを操作する子供。こんなの余裕すぎみたいです。
親子でのレースのため、どちらにミスがあっても、またアクシデントに巻き込まれて負けても
「次回頑張ろうね」
っていうだけにしようと子供に言います。これ大事なポイント。
場所はいつものMEGA WEB、荷物は最小限にまとめてキャスターの上に買い物かごをのせて紐で引っ張って移動。はたからみるとおかしな風景。
今日のコースは順当な右回り。親子グランプリはツーリングカーと混走のためジャンプ台はありません。
「子供が一人で作りました~」といって車検を受けたところ、
・ステアリングのガタ
・タイヤ未接着
を指摘されたので、早速対応。タイヤはDF-03ダークインパクトで使っていたピンスパイク、8年ものに交換。
GoProもグラステープでぐるぐる巻きにして装着完了。これで迫力のある映像、とりますよ!
予選レース
予選 x 2回、4分走行のうち最初の2分が親、残りの2分を子供が走行します。
バトンタッチは2分すぎたらすぐに交代なので、直線だろうが、コーナリング途中だろうがお構いなし。
うちの子は
「貸して!」
とプロポをひったくるようにして持っていきました・・・ひどいなあ、おい。
とはいえ、それが一番速い交代方法のようで、いちいち止まることなく惰性で進めるので有利です。
第一ヒートは23周で予選暫定6位、まずまずです。
ステアリングが右に切りにくいことや、ドライブシャフト回りの騒音が気になり調整、グリスアップ。聞いたらドライブシャフト、やはりグリス塗っていませんでしたね。
第二ヒートは私はノーミスで子供にバトンタッチしたものの、後半レースが荒れてクラッシュ転倒。周回をあまり伸ばすことができず 24周に終わり予選8位となりました。
決勝レース
決勝はAメイン8位スタート、レースは4分間のタイムレースとなります。
予選結果を見る限り上位2名が飛びぬけて早いものの、そのあとは団子状態。25, 24周周回のマシンが残り8台と予選8位であっても入賞圏内である3位は射程圏内。そういって意気込んでレーススタートしたものの・・・
なんと1周目で多重クラッシュに巻き込まれて転倒、ぶっちぎりの最下位へ転落・・・その模様は動画でどうぞ。
子供はクラッシュはあったもののほぼノーミスで追い上げ、5位フィニッシュでした。3位まではたったの4秒差。
「最初のミスがなかったら入賞できたのに!」
子供カンカンです。
「That's Race、っていうんだよ」
と説明しても怒りは収まらず、もうブーブー文句いってます。親に。
温厚に接しようと思う私もさすがに切れて、
「レース出る前に、どんなことがあっても次回頑張ろうね、というように約束したじゃないか!」
F1ドライバーだってミスがあるわけだし、それがレースだよと。しかし怒り心頭の子供は、
「次回はジュニアバギークラスに(一人で)でる!」
と捨て台詞。親子ペア決裂です。
イベント
そんな野間家の険悪なムードはよそに、イベント自体は非常に和やかに行われています。美女も出ている癒し系の女子グランプリ。
ああ、うっとり。
滝博士によるサスペンション講座は実車と同じ構造のRCならでは、とても参考になります。
閉会式でもうっとり。
戦い終わって泣きぬれて
不機嫌な子供をひきつれて、いつもの実物大ガンダム参り。ほとぼりが冷めたからか、
「いいよ、次回も親子グランプリに出るよ」
と突然言い出しました。嬉しい半面、多分
「下手くそなオヤジがいてもオレクラスの実力の持ち主であれば、十分優勝できる!」
と自負しているからでしょう。ハンディ上等。
とはいえ、ツーリングカーにトップスピード、コーナリングスピードも負けている現状、少なくともなんらかの対策が必要です。
親子の絆が深まる(決裂する)親子グランプリの戦いはまだまだ続きます。次回は7月26日(日)。
2015年5月30日(土)、31日(日): タミヤRCカーフェスティバル昨年40周年を迎え、より一層の盛り上がりを見せているタミヤRCモデル。タミヤのRCホビーの体験イベント「タミヤRCカーフェスティバル」が東京・お台場にあるクルマのテーマパーク「MEGA WEB(メガウェブ)」で開催されました。 電動RCカーの体験走行「トライ!!タミヤRC」やRCカーの組立教室「トライ!!タミヤRCスクール」、RCカーで岩山を走行する「ロッククローリング体験」、RCトレーラーに乗車できる「トレーラー乗車体験」などタミヤRCモデルを体験して楽しめるイベントを開催。日曜日には見応え抜群のRCカーレース「タミヤRCカーグランプリ」も行われました。 見て、体験して、参加して、タミヤのRCホビーを満喫できる「タミヤRCカーフェスティバル」は今後も下記日程で開催いたします。是非ともご来場ください!
【タミヤRCカーフェスティバル開催予定】
2015年7月25日(土)、26日(日)
2015年9月12日(土)、13日(日)
2015年12月12日(土)、13日(日)
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タミヤ公式レポート 2015年5月30日(土)、31日(日): タミヤRCカーフェスティバル