寒くないから暖かいへ。気になる電熱系ウェア
2015.01.06冬こそライディングの季節、ということで、これまで寒くないウェアの組み合わせを探してきましたがそろそろ守りから攻めへ、寒くないから暖かいへ転じたいと思います。
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電熱ウェアとは
簡単にいえば外部電源を利用し発熱体を仕込んで、あったかくする衣服のこと。毛布に対する電気毛布の原理。メリットは保温とは関係なく、温まれること、デメリットは電源が必要なこと、です。
主な種類としてはグローブ、ブーツから、ジャケット、パンツと一通り揃っています。
技術革新が進み、これまで以上に薄く、着心地も変わらず、発熱部位も必要なところを広範囲でカバーするようになりました。
充電式とバイク給電式
電熱のエネルギー源となるのは電源。バイクのバッテリーから直接12Vを供給する方法と、内蔵バッテリーを充電、それを使う方法があります。
前者はバイクからコードを出すのが面倒だったり、乗降の際にいちいちコードを脱着する必要がありますが、ずっと使えるのが魅力。
後者はバッテリー切れ、パワー不足の心配がありますが、手軽に使えてなおかつバイクから降りても暖かいのがメリット。
最近では両方の電源に対応しているものもあります。
どれを選ぶ?
すべてを電熱にすることができればそりゃいいですけど、色々な制約条件がありそうもいきません。守りから攻め、さてどこを攻めよう。
グローブ
バイクで一番弱いのがグローブ。間違いなく寒くなる場所ではあるものの、すでにグリップヒーターを導入済み。掌は暖かいのですが、風が直接あたる指先は冷たいままで、電熱が恋しい・・・しかしここはぐっと耐えて、ナックルバイザーでまずは防風を試してみようかと。
シューズ
指先同様、つま先が冷えるシューズ。トーカバーなどがあるのですが、これは私の体質の場合足は余り冷えず、この寒い中でも足汗をかくほど。なので普通のヒートテック靴下で十分。
パンツ
そろそろ本命になりそうなのがパンツ。タイツでスースーするということでどうにも普通のタイツでは物足りない場合は最終手段電熱パンツの登場しがいがあるところでしょう。
japex.net KLAN ホットインナーパンツ上半身は暖かくても下半身は寒い、でも重ね着はこれ以上無理。ホットインナーパンツならこれ一枚でOKです。パンツ本体の内側に電熱線を効果的に配し下半身を温めます。
ジャケット
ネイキッドバイクのため風が肩、腕にあたりやすく、直時間走っているとかなり冷えを感じる部位。種類も豊富で選べるといえばジャケット。ベストタイプ、ジャケットタイプ、インナーウェアタイプと色々ありますが、実は気になっているのは腕。腕が冷たくなるんですね。
なのでベストタイプは、確かにあったかそうなのですけど、腕の冷えには向きません。自然と袖付に。
しっかりめのジャケットを持っているので、つかうとしたらインナーウェアタイプ。着膨れしない、薄手がよさそう。
使ってみたらどうなの?
今シーズンの防寒対策:自由人ラスカルの 旅の手帖:So-netブログ結論、 コタツに入りながら走っているようです!
こんなに効き目があるならもっと早く買えば良かった。
難点はコードが邪魔くさい事。
あとは、低温火傷に注意かな。
コタツに入っているよう!
確かに使っている友人いわく「眠くなる」ときくほどなので、効果は相当のものでしょう。
気をつけなければならないのは、製品の特性上断線しやすいこと。すぐに壊れることもあるので、チェックは欠かせません。出発して動作しなかったときには目も当てられません。
さあ寒いうちに調達したいものです。