そうだ、大型二輪免許、取ろう(最終回) 免許書き換え
2014.11.13ちょうど国際免許証の有効期限が切れ、海外にいくので改めて取得しようと思っていたので、免許書き換えと合わせていってきました、運転免許試験場。
運転免許試験場には駐車場があるのですが、いつも混雑。休日はショッピングセンターかと思うくらいの長蛇の列なので、モニターでお借りしているヤマハの3輪バイクトリシティで行きます。
初めて二輪(正確には3輪)で駐輪場にいったのですが、ちゃんと駐輪場完備。看板が「立ち入り禁止」とありますが、これは駐輪場の話ではなく右側の検定コースのこと。
免許書き換えに必要な手続き
・案内所に行き、申請書を貰う
・申請書に記入、写真を貼りつける
・印紙購入場所で代金を支払う
大型二輪追加 3800円
国外免許申請 2400円
水を含ませたスポンジで印紙の裏面を少し濡らして貼っていましたが、ついにこれが省略。印刷となり書類が水でふやけることもありません。昭和時代から進歩したなあ...
・視力検査
今回一番のドキドキポイント、しかし片目、両目とも問題なし、パスです。
・パスワードの登録(4ケタ数字 x 2つ)
・書類申請
・写真撮影
申請書に写真を貼っているものの、当然写真撮影は運転免許試験場の機材でなんの準備もなくパシャっととられます。実際には音すらしません。
すると発行時間を教えてくれるので、それまで所内で待機。約1時間半ほど待つことになります。この待ち時間の間に、国際免許(国外免許)の申請と交付を行います。こちらは申請から数分で終了。
まだまだ時間があるので、地下のご飯どころへ。
運命の出会い?
運転免許試験場内で申請書を出して待っていると目の前に見覚えのある人が。なんと同じ教習所でたまたま数回すれ違ってお話したことのある人が同じく卒業、免許書き換えにきていたのでした。なんという偶然。
行動もほぼ一緒、食事をしていたらまた食堂にきたので免許ができあがるまでの時間、雑談に花を咲かせました。一緒にきていたお友達を含め、我々3名全員が40代。同じ世代なので
「いやー、最近目がね~、老眼で見えにくいのよ」
「わかるわかる、同じですよ」
という中年トーク炸裂です。
住んでいる場所も八王子~日野あたりと近く、これはまた甲州街道で運命の再会をしそうな雰囲気。
無事免許交付
時間をもてあますこともなく、免許交付の時間となり、免許を受け取り。
・免許受け取り
・暗証番号の確認
4桁数字 x 2つを入力して本籍表示を確認
これで晴れて大型二輪を公道で乗れます!
運転免許証
書き換え前と書き換え後ではフラグ「大自二」が追加されています。あわせて有効期限も3年伸び、ゴールド免許のしるし「優良」が燦然と輝き続けます。ええ、「優良」ですよ、品行方正ですからね。
(追記:画像が悪用されたために非公開としました)
我々がリターンする理由
回りをみてみると、改めてライダーに復帰するリターンライダー、そして新しくライダーに挑戦する同じ世代が多いです。バイク屋さんに話をきいても、数年前の団塊の世代がリタイアしてバイク乗るんじゃないか、と期待されたけどこちらは期待外れ、しかし今回のリターンライダーブームは結構キテいるということで流れは確実にきているようです。
昔乗っていて家庭の事情で乗らなくなったものの、子供が手を離れた、大学卒業したなどからお小遣いで楽しめる範囲内で楽しめるバイクはちょうどいいとのこと。ローンを組んで月々の支払いは2万円位に収められると、奥さまも別に止めはしないということで40代から50代が多く来ているそうです。
3輪バイク、トリシティにしても同じで、2輪を乗っている人が2輪の特性を理解した上で、フロントが2輪になることのメリットや安心感を理解できるので、同じく40代から50代の引き合いが多いとのこと。
私はトリシティのモニターに当選、バイクにほぼ25年ぶりに乗ってみて最初はおっかなびっくりでしたけど、やはりこの乗り物は4輪とはまったく違うもの。同じ道であっても、同じ景色であっても、感じ方は全然違います。風を感じられること、気温、そして空気、匂い。すべてが五感に訴えかけてくるもので、この爽快感は他では得難いです。
おそらく同じ二輪でいえば自転車が近いのでしょうけど、こちらは自分の体力を使って漕がなきゃいけなく、健康指向の人に好評でしょうが、私は疲れるのはイヤ。そして車道を走るのは原付ですら怖いのに、自転車はもっと怖くて無理。いざというときに加速できるフレキシビリティ、何かあった時に止まれる強力なブレーキとタイヤ、これはエンジンのアシストがあってこそ成り立つもの。なのでモーターサイクルの方が好みなんです。
確かに排気ガスも出すけど、クルマの代わりに乗るのでそれこそ低排出ガスとなり多少はエコに貢献です。TPOに合わせて乗りものを乗り分ける、これが大事なポイントかと。
リターンライダーは当然のことながら昔とは違います。目も、運動神経も衰えています。認知、判断、行動が衰えていることを常に意識し、無理な運転は絶対にしないこと。まだまだ若い者には負けん、なんて思っても誰しも老いには勝てません。
うまく老化とつきあうこと、これがリターンライダーのポイントになるような気がします。
教習所にいってみると20代の女性が
「新しいことに挑戦したいから」
「後ろにのせてもらったら楽しかったので、運転したらもっと楽しいと思って」
と普通二輪を取ろうとしていました。この前向きな気持ち、そして挑戦する心。この心は衰えることはありません。この点では若い子には負けん、と思ってもいいはず。熱いハートで、冷静な運転ができるようになりたいものですね。
リターンライダーの私にとってはこれが再スタート。事故をしない、起こさない安全運転を心掛けて、目指せグッドライダーです。
教訓
・免許の書き換えは書類申請から交付まで2時間くらいかかる
(おしまい)
次回予告
晴れて大型二輪免許をしたので、大型二輪の購入、そして走行へ。
連載コラム「そうだ、大型二輪に乗ろう」がスタートします。
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