軽量ヘルメット Kabuto RT-33試用レポート(3) その後の調子は?
2014.11.07Kabuto RT-33軽量ヘルメットはあれからどうなったの? 実は・・・気に入ってずっと使ってます!
ガラスの首に優しい軽量ヘルメット Kabuto RT-33ツーリングインプレッション【ワンダードライビング】そんなガラスの首にもかかわらず、ヤマハ3輪バイク・トリシティの自然なポジションとあいまって首痛フリー、肩こりゼロ。
あれからトリシティで1300kmほど走り、さらには大型二輪免許取得のための教習所での実技でもずっと被っています。そしてまったく首にきたことがありません、まさに首痛フリー、肩コリゼロ記録更新中。お世辞でもなんでもなく、ほんとラクです。
軽量ヘルメット Kabuto RT-33試用レポート(2) 自分の好み、頭の形に調整【ワンダードライビング】
XLサイズにさらに薄いチークパッドと大きめのインナーパッドで調整したヘルメットは圧迫感が少なく、長時間被っていてもまったく負担になりません。髪ぺちゃんこ具合も多少和らいだ感があり、日常使いでも問題ありません。
ぶかぶかすぎると首をふったときに慣性でヘルメットが動いてしまいますが、気になるほど動かないので大丈夫そうでした。レースやサーキットでの使用だと多少不足するかもしれませんが、125ccトリシティで出せる速度域ではまったく問題なし。
とくに顎回り、口が圧迫されると顎が動かしにくくなりつらくなるのですが、そういった心配もなくなりました。これだけ余裕があると、中にハンズフリー用のスピーカーを入れても楽そうです。
Bluetoothハンズフリーヘルメットを自作する方法(Kabuto RT-33編)【ワンダードライビング】
さていいことづくめのKabuto RT-33ですが、一方で気になることもあります。
ベンチレーション
寒い季節になってきて、外からの風が多少冷たく感じられるようになりました。その時にベンチレーションを閉めてみたのですが、効果のほどがよく分かりません。なお法定速度内での体感です。
開けても閉めてもあまり変わらず、風は頬にあたっちょる~という感じなのです。この風はベンチレーションから来ると言うよりも、顎から進入してくるようで、ベンチレーションを閉めてもあまり変わらないのですね。
顎からの寒さを防ぐには標準のウィンドシャッターを使うと良さそうでした。
クリアシールドが本当にクリア
贅沢な悩みですが、クリアシールドは本当にクリアで、夜はとてもクリアなので安心ですが日中は眩しさがそのままです。しかしスモークシールドに変えると夜はちょっと暗いし、ということで選択はなかなか悩ましいところではあります。
本当に眩しい日中はスポーツサングラスとの併用も考えたいところですが、それならスモークシールドを持ち歩く方がいいかなあ、脱着は一瞬なので。
あとはリプレイスシールドを使うか。
メットインにメットインできないこともある
乗るバイクとの相性問題ですが、メットインスペースに入らないこともあります。そんな場合はホルダーに吊るすか、他の収納スペースへ。
ひょこんと出たダックテール、この空力デザインが特徴なのでトレードオフです。
総合評価
個人的にはデザインもかっこいいし、首は疲れないし、長時間使っても快適だしと、非常に気に入って使っています。実は他社ヘルメットも持っているのですが、出番なし... そちらもよいのですけどね。
ということで、本当にオススメできます、Kabuto RT-33。