ガラスの首に優しい軽量ヘルメット Kabuto RT-33ツーリングインプレッション
2014.10.03現在試用中の軽量・空力ヘルメット Kabuto RT-33。奥多摩周遊道路まで往復、7時間かぶった印象をお伝えします。
#トリシティ でリターンライダー(4)奥多摩周遊道路プチツーリング【ワンダードライビング】
Kabuto RT-33とは?
簡単にいうと軽量ヘルメットで話題となったエアブレード3と、本格レーシングモデルの中間的な位置づけで、レースにもツーリングにも使える軽量ヘルメットです。空力を考えられたデザインは見た目も魅力的。
Kabuto RT-33の詳細は以下にてどうぞ。
軽量ヘルメット・オージーケーカブト RT-33試用レポート(1) エアロダイナミクス形状は伊達ではない【ワンダードライビング】
つらいストレートネックにも優しいRT-33
最初被ったとき多少頬の部分の圧迫感(他社ヘルメットと同じくらいのもの)がありましたが、被っているうちにだんだんと慣れてきました。
まず嬉しいのが頭部のあたる部分がなく、圧迫感がなかったこと。私の頭はごくごく日本人、特に九州男児にありがちな丸くて左右に張り出しているタイプなので、結構発泡スチロールにあたって痛くなることがあるのですが、まったくそんなことはありませんでした。
次に嬉しいのが首にまったくこなかったということ。
実は中学のときに自転車事故で頸椎捻挫(むちうち症)をやっており、もともと首が細い上に61cmのでかくて重い頭ですぐに首が痛くなってしまうのです。
しかもストレートネック。
デスクワークにも、ドライブにもライディングにも向いていないガラスの首を持つ男、それが私です。
昔MBX50にのっていたとき、前傾姿勢も手伝ってだいたい1時間半くらいで首がいたくて仕方ない、ということになり結構辛かった覚えがあります。
そんなガラスの首にもかかわらず、ヤマハ3輪バイク・トリシティの自然なポジションとあいまって首痛フリー、肩こりゼロ。
軽量なのと、重量バランス、ドラッグを含む空力がいいんでしょうか。一度風洞テストやCd/Cl値をみてみたいものです。
ベンチレーション
奥多摩が14度と低温だったこともあり、ヘルメットを被っていて暑いということはなく、ベンチレーションをあけたり、しめたり色々と試しましたが結果的に髪が汗でべたつくこともなかったです。
ただピッタリフィットするインナーのおかげで髪型は丸く丸く。まあ見事に頭の形になってしまいました。これはヘルメットのしょうがないところですね。
番外:自作Bluetoothハンズフリーヘッドセット
このKabuto RT-33にBluetoothハンズフリーヘッドセットを自作して組み込みました。
Bluetoothハンズフリーヘルメットを自作する方法(Kabuto RT-33編)【ワンダードライビング】
装着してもチークパッド下にスピーカーを仕込んであるので違和感なし。圧迫感も増すかなと思いましたがクッションのおかげでさほど変わらず快適なままでした。
自分好みに調整する
実はこの Kabuto RT-33は様々なオプションパーツがでており、インナーパッドやチークパッドを交換することで頭の形に合わせることができるんです。
次回はこのオプションパーツを中心に調整方法を紹介する予定です。