そうだ、大型二輪免許、取ろう(8) スーパーハングオン? シミュレータで危機予測
2014.10.29お天気の土曜日。こんな日は颯爽とバイクに乗りたくなりますが、今日は室内でシミュレータ教習です。
シミュレータで危機予測
案内されたのは奥の校舎、そこには最新式のライディングシミュレータ Safety Rider RS-6000が鎮座。ハンドルはヤマハXJRをベースにしたもので、シートは取り替え方式でMT/AT両方に対応。
二輪車シミュレータRS-6000 | シミュレーションシステム | 三菱プレシジョン株式会社
これにて3名、大型二輪、中型、小型(AT)とそれぞれ行いますが操作系以外は特に変化なく、設定された架空の待ちを音声ガイダンスに従い走行します。
映像的にはPS2くらいの綺麗さ、解像度は高く、ポリゴン数的にもまあまあ受け入れられる程度ですがPS3時代を経験しているとちょっと物足りないです...ってそこは求めるところではないですが。
シミュレータは傾ける、傾けない?
スーパーハングオン世代としては、バイクといえば傾けるもの。むしろハンドルだけで曲がるのは違和感ありですが、元々このシミュレータが傾けていいのかどうか分からず。最初ハンドルだけで曲がろうとしたらま、曲がらない!
コースアウトしそうになったり、脱輪したりと散々な運転状況。
ということで2回目にはスーパーハングオンばりに超傾けてみました。
すると傾くことで小回りがきいてよく曲がるようになりこれはいいぞと思いっきり傾けていたら、
すると教官からは
「危ないから傾けないように」
とのお達しが。やりすぎ注意です。
危機予測
シミュレータの中のバーチャルワールド、交通量が多く、歩行者の多くは左右確認もせずに飛び出し、道路横断と危険極りないです。まさに無法地帯。
そして駐車車両は突然出てくるし、バスは超高速で走行して抜いて行くしでもう気が抜けません。もちろん右直事故の原因であるすり抜けバイクは1台どころが複数台で連なってくるしで、JAF Mateの危機予測コーナーもビックリ。
危険予知Digital JAF MATE 事故回避トレーニング | 安全への取り組み | 株式会社ブリヂストン
ポイントとしては
・右直事故
・駐車車両の追い抜き
・バス停車後の歩行者横断
・住宅街、路地での飛び出し
・タクシーの急転回
・トラックの駐車場への進入
などなど。
なお、ルートを間違った場合は強制的に設定ルートに戻されます。
分かっているけど...
ここをまあ普通に、常識的に予知して回避するわけですが、驚いたのはAT限定小型二輪を取得しようという年配の方。どうも運転免許を一切もっておらず、今回が初めての免許取得チャレンジです。
AT限定ということで機械をAT用に切り替えてスタート。スクーターなのでアクセルをあけているでスピードが出ます、出ます、、、で、ですぎ? おそらく80km/h以上でてます。
そんなわけで、なんといきなりスタート直後に前走車に急接近、ブレーキは急ブレーキでタイヤロック、キキキーというスキール音。
これはなにやら雲行きが怪しい...と思ったら次の赤信号で前走車に追突、やってしまいました。
「あらいやだ」
その後も危険運転は続行し、右折で路肩逸脱、追い抜きで衝突、バスの脇から出てきた歩行者を跳ね飛ばしてシミュレータは強制終了。
「飛び出ると分かってたのになあ」
ずっと独り言を言っているわけですが、出ると分かっていてなんでぶつかるの、と思うほど。とにかく一時が万事この調子で、最初はおもしろ半分でしたが、公道で走られたらたまったもんじゃないよと恐怖を覚えました。教習所内で成長することを切に願います。
↓雰囲気的にはこんな感じ
教訓
・シミュレータはあまり傾けない方がいい。速度を抑えて小回りを。
・スクーターは速度超過注意(速度感なし)
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