そうだ、大型二輪免許、取ろう(6) 雨の急制動
2014.10.24雨、ウェット路面...
今回の教習はあいにくの雨模様、ただほぼ止んでおり路面がウェット、水たまりがたくさんといったところ。
急制動体験
今回はテーマをもっての練習のひとつ、「急制動」を体験します。
しかしよりによって雨、ウェット路面で急制動というのは緊張。というのも現役時代(?)、雨といえば滑る、転ぶ、痛いと3拍子そろっていや~なイメージしかないからです。特にマンホールとか、工事中の鉄板とか最悪です。ちょっとでもバイクを傾けたり、ブレーキかけただけで、おむすびころりん、すっころりん。
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まず普通に急制動、今日は雨ということで停止位置は少し長め、ドライだと2本目の白線でとまるところを3本目になります。
水たまりがあり、水しぶきをあげて走るのですが振り始めではないのでグリップ力はまあまあ。そういうことで特に問題なく停止可能でした。
400ccとの比較体験
次に400ccのバイク、CB400に乗り換えての急制動体験。
実は400ccのバイクはほとんど乗ったことがなく、今回はほぼはじめて。大型の教習車NC750Lと比べると、
・NC750でも足が十分つくが、さらによい。かかとべったり。
・トルクがない、加速が遅く感じる
・ブレーキはよくきく
・ハンドルが軽く、コーナリングが楽
と非常に乗りやすいです。さすがはロングセラーバイク。特にあのハンドルというかコーナリングのしやすさったらありません。これなら苦手な右Uターンだって楽々のはず。
急制動のほうはというと、当然のことながらよくきくブレーキのおかげで止まりやすいです。この差はどこからくるかというと、簡単にいうと車重。重いと止まりにくいよ、ということで、大型二輪免許を取得後でかいバイク、1300ccとか乗るとさらに止まりにくいから気をつけてね、という狙いです。
NC750とCB400はスペック的には20kgほどしか違わないんですけど体感的には相当違います。
寸止め急制動
次の急制動はこれまでブレーキポイントを指定されてそこから一定の距離以内に止まる、というものだったのに対し、止まり終わるポイントを指定されて、ブレーキポイントは自由、というもの。
ようは寸止め。
これはそもそも急ブレーキをかけるシチュエーションはブレーキポイントを指定されていることはないので、それを実際にやってみようというものです。
ブレーキ、制動力の感覚はだいたい掴めているので、「このへん?」というところで急ブレーキをしたらほぼ指定された場所で止めることができました。4輪では普段から練習しているので、特に問題なし。
追突回避
さていよいよより実践的な急制動。教官のバイクについて走り、教官が予告なしに急ブレーキをかけたらこちらもぶつからないように急制動する、というもの。
1列になっているとミスしたとき本当にぶつかってしまうので、教官は車線の右側、自分は左側を走ります。
ブーンと走っていると突然教官のバイクのブレーキランプが光り急制動!
その動きを見逃さずこちらも急制動。
教官のバイクのテールにこちらのバイクのフロントがかかってなければセーフですが、こちら2回やってどちらもセーフ。
速度と車間、そして急制動の反応と全部問題なしでした。特に2回目は雨の路面だったので教官はタイヤロックさせるほど、まさに急制動です。
残念な運転
課題が終わると検定コースを練習。普通に練習していたのですが、一通り終わって教官からのコメント。
「残念なんだけど、上手にみえない運転なんだよね」
その理由は加速すべきところでしていない、だらだら、ふらふらしていてブレーキを使っていない、まるでブレーキが壊れたバイクをおっかなびっくり運転しているように見える、とのこと。
もっとメリハリをつけ、発進加速もビュン、直線路でも一気に40km/hまで加速、そして減速として積極的にブレーキを使うことがポイント。
ああ、残念すぎるリターンライダー。
実践的な大型二輪教習
全体をとおしてみると大型二輪は中型二輪や自動車免許と違い、より実践的です。四輪は所内だとノロノロ運転、バイクにしてみるとそれこそ1速でも耐えられないくらいの遅さであったり、加速・減速もほとんどしなかったりとあくまでも運転ルールや車両感覚をつかむのがメイン。
中型二輪は二輪の特性、クラッチやギアの操作などになれるのがメインという印象。
一方大型二輪は運転ルールも二輪の特性も理解・体験しているすでに免許持ちを対象としているのでそういうのはすっ飛ばして、実際の公道上で走るときを想定しているようです。
そうなると話は分かりやすく、これまで大人しく大人しく、所内でぶっ飛ばすなんていかんだろうと思っていたわけですが、メリハリつけていいなら話は別。きちんとアクセルをあけて、ブレーキで減速してを徹底して、普段の公道での運転をやればいいんだということが分かりました。
まあさすがに一段階ではそうもいかないでしょうけど、もう二段階も半ば。残念な運転にならないよう、メリハリつけていきます。
教訓
・運転はメリハリつけて、加速減速をきちんと。
・雨の日は水しぶきがあがるので、降ってなくても雨具着用が吉
・雨具は防湿が蒸れず快適
・今日もレディースライダー発見。見た目もレディースぽかった
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