高速道路の路肩を使って3車線化。渋滞解消なるか?
2014.06.30もう物理的、用地確保的に多車線化はムリ、でも渋滞はひどいと悪名高い中央自動車道に光明です。
高速道の路肩を車線化、渋滞の名所を解消へ (読売新聞) - Yahoo!ニュース本格的な車線拡幅工事をせずに、低コストで渋滞緩和に一定の効果があるとして、まずは中央自動車道・小仏トンネル(東京―神奈川間)、同道・調布インターチェンジ(IC)(東京)付近で導入する計画だ。
渋滞解消、軽減に期待ですね。
気になるのは路肩を使って3車線化、つまり登坂車線のような構成なのですが、これだと効果が少ないように思います。というのも走行車線を走っている車はわざわざ左に車線変更をしないからです。
3車線化するなら追い越し車線側に追加するように、左側に車線がずれるようにした方がいいということはすでに実験からも分かっているはずなのですが。
渋滞削減のため、中央自動車道の車線運用を変更します~下り線元八王子地区と上り線小仏TN手前~ | 2014年2月以前のニュースリリース | プレスルーム | 企業情報 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本この車線運用は、小仏トンネル手前の登坂車線区間において、登坂車線を走行車線に変更することにより、現在の「2車線+登坂車線」を「3車線」へと変更するものです。 始点側では、追越車線の右側に1車線が付加されて3車線となります。終点側では、3車線の左側の走行車線が減少して2車線となります。 この車線運用に変更することで、右側に車線が増えるため追越しが容易になり、交通量が多い場合に速度の遅い車両などによる交通密度の高い状態を解消させ、交通の流れを良くし、渋滞の発生を抑制します。