ワンダードライビング[wonder driving]

乗り物とホビーのブログメディア ワンダードライビング[ワンドラ]

PICK UP

phazer_proj.jpg

ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

新型ポルシェ・ケイマン 7速PDK プチ試乗レポート(2):ユーティリティ・インテリア編

2014.03.21

DSC_3591-3

今回はユーティリティ・インテリアを見ていきます。

DSC_3590
(フロントトランク)

意外と深く容量のあるフロントトランク。

DSC_3595

DSC_3594

その理由はパンク修理材や牽引フックなどの車載工具がこれまで床下だったのを左右に振り分けて角においたこと。これにより深さがより稼げたようです。

DSC_3592

DSC_3593

次はリア側。

DSC_3630

DSC_3631

リアハッチをあけるとリアトランクが現れます。

DSC_3632

こちらはフロントトランクと比べると深さも奥行きもありませんが、それでもミッドシップの車がこれだけゴージャスなリアトランクがあるというだけでも有用でしょう。エンジンカバーの上にも高さのない物であれば入れられます。

DSC_3639

リアハッチには格納可能なサンシェードがあり、これでリアトランクの荷物の目隠しとなります。

インテリア

DSC_3650

DSC_3651

アクセルペダルはオルガン式、ブレーキペダルは横幅が広いタイプ。

DSC_3653

シートはアルカンターラ(内側)。サイドサポートは高くなく、乗り降りしやすいです。

DSC_3656

シート裏はすぐにエンジンルームの隔壁が迫り、シート裏はほとんど空間がないといっていいほど。なんでもドライバーの30mm後ろにはもうエンジンが迫っているそうです。

手荷物はちょっとしたものであれば、後ろのエンジンルームの上側に載せることもできますが、Gでどっかに滑っていっちゃうでしょうね。

DSC_3659

メーターは3連式、PDKはこれまでのティプトロニックと同じようなシフトインジケータとなっています。レッドゾーンは7500回転から。右側は液晶ディスプレイ。

レバーシフトは右側が+、左側が-。

DSC_3657

DSC_3661

シフトレバーはかなり高い位置にあります。根本にPDKと書いてあり、マニュアルモードでは +(アップ)が前、-(ダウン)が後ろです。BMWとは逆になっているとのこと。

DSC_3663

センターコンソールには各種制御ボタンが並んでいます。PASM、PSM、アイドリングストップ解除、リアスポイラーの操作ボタンなど。

DSC_3670

DSC_3643

リアスポイラーは今回からエアダムではなく、流線系のウィング形状となりました。角度もかなりあり、効きそうです。

DSC_3652

ライトスイッチ、キーシリンダーは右側。ドアの開く方向にキーシリンダーをおくのがポルシェの伝統ということで、左ハンドルの場合は左側となります。キーは電子式なのに、入れてひねるのもポルシェの伝統。START/STOPボタンはありません。

DSC_3658

スポーツクロノパッケージの証である、ストップウォッチ。液晶メーターにデジタル表示されるのでわざわざアナログで高価なクロノグラフを付ける必要もないのでしょうが、これもまた伝統です。

DSC_3665

DSC_3667

DSC_3668

DSC_3666

ドアトリムは質素ということで、これからオプションでラインが入ったりと豪華にできるそうです。ポルシェオプション地獄の始まりです。

DSC_3614

DSC_3648

以前からポルシェは電動格納ミラーがオプションでしたが、今回もオプションとのこと。

【追記】これまでミラーは手動格納式で、今世代からオプションで電動格納式を選択可能。

ドアポケットは開くタイプで手動で戻す必要があります。スピーカーはBOSE。

シートの後ろがほとんど余裕がない以外はトランク容量もそれなりにあり、使い勝手はなかなか良さそうでした。ミッドシップなのにリア側にトランクがあるのは助かりますし、2名での小旅行でも難なくこなせそうです。

DSC_3617

DSC_3612

DSC_3613

ひとつひとつ丁寧に作りこまれた造形は、とても好み。とくにカレラGT風のサイドインテークは走りを予感させますね。実際にはエンジンルーム内に空気をとりこむだけで、冷却はフロント左右のラジエーターで行います。

DSC_3618

LED採用のフォグ&デイタイムランニングランプ。しかし標準ではヘッドライトはハロゲンで、多少黄色っぽく見えてしまいます。HIDはもちろんオプション、オプション地獄は今まで通りとのこと。

それでもこれだけの完成度の車ですから、オプションを選ぶのは楽しみの一つですね。

次回は慣らし運転が終わったころに本格的なドライビングインプレッションをしたいと思います。以上、プチレポートでした。

(おわり)


この記事を書いたライター

執筆記事一覧

のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


あわせてこちらの記事もいかがですか?

サイト内検索

人気記事ランキング

もっと見る

新着記事

もっと見る

アーカイブ

PAGE TOP