2014年F1エンジン改め、パワーユニット構造のおさらい
2014.01.22小林可夢偉もついにF1復帰決定。開幕は3月と2か月後には新しいF1エンジン、改めパワーユニットのサウンドが聞けます。そこで各社どんなサウンドになるのか比較音声映像からご紹介。
V8からV6ターボへ、エネルギーリカバリーシステムの追加など今回大きな変化がありますが、それについての解説をフェラーリが行っています。
ルノー2014 F1エンジンの詳細についてはこちらからどうぞ。
AUSmotive.com » Renault shows off its 2014 F1 V6 "power-unit"
The Technical World of Formula 1 Explained : The new era is ever closer - 2014 Turbocharged Engines
各社基本的には同じ構造で、運動エネルギー回生、熱エネルギー回生(排気熱を電気に変換する熱電対)をメインに行っています。
搭載されるモーターは2つ、ひとつは駆動系に直結されるもの。メインの加速と回生ブレーキに使われます。
もうひとつはターボチャージャーに直結されるもの。排気圧を使った回生と、ターボラグ解消のためにタービンを回転させる、いわゆる「電気ターボ」としての使い方をします。
ホンダが参入するのは2015年からで、これが有利に働くのではないかと各社牽制していますが、一方ホンダは実戦経験が積めないといったビハインドもあります。実際どうなるのかは蓋を開けてみないと分かりません。
いずれにしても可夢偉も戻ってくるし、ホンダがサポートする新たな日本人F1ドライバーも出そうですから、今年からの新世代F1が楽しみです。