2017モータースポーツファン感謝デー(10)ミカハッキネン登場! #鈴鹿ファン感
2017.03.10ミカ・ハッキネン登場
16年ぶりに鈴鹿に訪れたハッキネン氏。当時と変わらない雰囲気、観客は本当に素晴らしいとご満悦。
バルセロナのF1テストにも訪れ、今年のマシンが進化して乗りやすいということで全体的に非常にハッピーだったとのこと。特に関心の高い、昨年と比べて早くなったのかどうかという川井氏の質問に対し、速くなっているところもあるし、そうでないところもある、ただその場所であっても遅いわけではないということでタイムに期待ができそうです。
コーナーを中心にみていたが、クルマのバランスがよくなっており、最高ですよ。
アレジ親子登場
ここにジュリアーノ、ジャン・アレジ親子も登場。F1現役時代がかぶるアレジ、ハッキネン氏は当時、お互いのことどう思っていたのでしょうか。
ジャン・アレジ氏「ミカがF1に登場したとき、なんてかっこいい金髪のプレイボーイがやってきたんだと衝撃的だった。その後かっこいいだけではなく、レザルトもコツコツだしてきたし、その後セナを超えるパフォーマンスを出してセナが怒っていたのが印象的だった。」
ミカ・ハッキネン氏「ジャンは常にチャンスをうかがい、オーバーテイクをみせ、飽きさせない走りだった。いつも笑顔でニコニコ、昔と変わらない優しいファンに愛されている選手。とにかくいいやつだよ」
ジュリアーノ氏「もちろんミカ・ハッキネン氏の走りを見てますが、昔のドライバーのやってきたことが今のレースシーンを作っているわけで、こういうチャンスに恵まれたことは本当に感謝です。」
ジュリアーノ氏「僕はワールドチャンピオンがいてプレシャーを感じない、神様に見られていても大丈夫だよ」
このミカ・ハッキネン氏を前にジュリアーノ、ジャン・アレジ親子が走行。ミカ氏も走れたらよかったのに。
ハッキネンに乗ってみたいF1マシンありますかという質問に対し、マクラーレンで走っていたしすべてを集中して結果としてチャンピオンをとれたので、当時は(マクラーレン最高だったので)他のマシンに興味はなかったけど、もし来年呼んでもらえるなら、乗りたいクルマはなくはない、とのこと。
デモラン
デモランはジャンがフェラーリ248F1、ジュリアーノがベルガーがチャンピオンをとったF187を走行。
ジャン・アレジがフラットアウト、ミカ・ハッキネンはそれをみて
「ジャンはとばしすぎだよ(笑)」
というほどの走りをみせてくれました。
ジュリアーノがF187をドライブするのはもちろんはじめて、GP3と比べてどうかというと、全然違うし、レジェンダリーなF1を運転しタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえて最高でした、とのこと。
ミカ・ハッキネンはやっぱりこのエンジン音をきいて、最高の体験でした、とのこと。来年もまた来日して、マイクだけでなくF1のハンドルを握って欲しいですね。
(all photo by k.kariya)