J-BLOODレンタルカートでROTAX MAXレーシングカート体験
2013.12.18ジワジワとその実現性を高めつつあるワンドラ・カート部(仮)。今回は新東京サーキットにてJ-BLOODさんからレーシングカートをレンタルし、金子店長にアドバイスを受けながら練習してきました。
レンタルカートのJーBLOODビギナーズ | サーキットサポート・初心者歓迎 | 新東京サーキット(千葉県市原市)
ROTAX MAX 125cc カート
カートはMAXと呼ばれる125ccの水冷2ストロークエンジンを搭載したもの。
通常のレンタルカートは初心者向きということで50cc程度のものが多いですが、こちらはROTAX MAXノービス仕様、125ccと排気量もパワーも大きく、最高速度も相当なもの。なによりアクセルレスポンスが通常のゴーカートとは段違い。
走行
今回2人で1台のレンタルカートをシェア、午後のフリー走行は1pmから4:30pmまでが走行時間となっています。
二人とも初めてのコース、はじめてのレーシングカートということで、最初は肩慣らし。オッサンなのでだいたい10分、10周程度走ってピットインして交代。気温が低くタイヤに熱が入るのに2-3周かかるので最初は無理をしないように。
さあ実際にコースインすると、これまで乗ったカートの中でもっともパワーがあり、コーナリングスピードも高いもの。
正直体力的にかなり厳しい、というのも今まで体験したことのない速度、Gでハンドルを抑える力が非常にいるのです。まさにねじ伏せるという趣。もちろんこれは慣れてなくて力が必要以上にかかっているということもあるのでしょうけど、コーナリングスピード、Gが段違いでしっかりハンドルを握っていないとどこかに吹っ飛んでいきそうなのです。
そんなこんなで2名で交代、しかも半日走行としたのは正解。40代、アラフィフなオッサンが何の前準備もなく突然遊ぶにはちょっとキツイほど。10分、10周ほど走行してピットインしたときにはもうヘロヘロ。握力も腕力も使い果たし筋肉がガッチガチ。
しかし。
すんごく楽しい! 走りがいがある!
なにせレーシングです、コンマ秒を削っていく楽しみがここにあります。しかも「やばいんじゃないか」と思うほど。そうです、基本危ないは楽しいです。スリルってやつですね。
ただスリルは楽しいけど、痛いは嫌なのです。
だから公道ではなく、安全に留意されたサーキットで走るわけです。安全装備はもちろん必要で、上からヘルメット、レーシングスーツ、グローブ、シューズ着用。ジーンズにつっかけ、じゃあダメです。できれば上半身を守るプロテクターも装備したくなるほど。
走行するごとに、J-BLOOD金子店長にラインや走り方のコツを教わります。
私自身実車のサーキット走行にジムカーナの経験があるので、言われてることは頭では理解できるのですが...なかなか実践できません!
というのも
・筋力の問題(握力の低下、ハンドルが保持できない)
・体力の問題(耐久力の低下、何周もできない)
・精神力の問題(恐怖心、コーナー怖い)
から頭では分かっていてもその通りにできないんです。老化を体感した瞬間です。
(金子店長の模範走行)
40オーバーのオッサン2名は15分走行しては30分休憩、といった体たらくで休み休み走行。結局4本走行して4:30pmを迎えました。特に最後の回の走行は気温の低下、コースが日影になったことで路面温度が急激に冷え込み、タイヤはグリップせず。タイムは伸びませんでしたが、逆にスムースな運転の仕方がわかって乗れてきました。
あくまでも今回は触り、タイムアップ、スキルアップ、そしてシェイプアップ効果とトレーニング効果を求めてこれからも適宜通いたいと思います。
皆さんもぜひカートでレーシング体験を一緒にしましょう。
タイム
借りたMAXノービス仕様の基準タイムは
・初心者 50秒台
・中級者 46秒台
・上級者 42秒台
とのこと。今回私は45~46秒くらい、ターゲットタイムは41秒台なので、先は長いです。
(参考動画:youtubeより)
費用
今回は2名で1台、午後の走行の参加。必要な費用はざっとこんな感じです。
・コース利用料(新東京サーキットにて受付)
・レンタルカート料金(J-BLOODさんにて受付)
・アドバイザー料(オプション、J-BLOODさん)
コースとカート(レンタル)は別会計となっていますのでご注意を。分からないことがあれば J-BLOODさんに問い合わせるといいですよ。