クルーザーも登場した!葉山~初島・相模湾横断ワンドラ体験クルーズ、ウインチでの船の引き上げもあるよ!
2013.07.19 寄稿者: いしたにまさき (元記事)ワンドラ体験クルーズ、いしたにさんによるレポート。ワンドラ・ボート部はFacebookで体験したい方を募集中ですので、ぜひ興味があれば登録して下さい。
なんだかんだで、もう3年目に突入する「ワンドラ・ボートクルーズ」。
それを記念してというわけではないのですが、この夏?の一発目は、今までとはまったく違う、言ってみれば超王道のクルーズを楽しみました。
なにが今までと違うかと言えば!
- 日本ヨット発祥の地である「葉山マリーナ」のYAMAHA Seastyleで開催
- 集合時間が朝9時、つまり丸1日の開催
- 沖を遠く離れて、初島上陸
- クルーザーが登場
ということで、クルーザーどーん!
いつもの船よりもデカイよ!操船する場所が上だよ!人が小さく見えるよ!
リンク: シースタイルマスター SC30 - マリン製品 | ヤマハ発動機株式会社.
ゆとりのレイアウト、吟味された素材のインテリア、居心地の良さすべてのこだわりが、極上の居住性へと昇華しています。
そして、今回の「葉山~初島・相模湾横断ワンドラ体験クルーズ」で、実際に船で航行したコースは以下。
ね、初島まで一直線です。
で、この豪華クルーザーで、大海原に繰り出す予定だったのですが...。
もろもろの事情により、行きはいつも船(というかいつもの船にしては、わりと大きい方なんですが)のサイズであるYF23。
左がSC30で、右がYF23。
こうして、並べてみると、まさに大人と子どもですね。
ということで、行きのYF23は、波がそこそこあったこともあり、もうフルスロットルで、かっとばしました。
はい、風の音がすごいですね。揺れてますね。どっかにつかまってないと、ちとこわいですね。
とはいえ、これはこれで楽しくて、初島まで一直線を続け、めでたく初島上陸です。
ランチを食べつつ、周囲を散策。初島には、熱海から定期便が出ていて、それが到着するたびに、人がわっと増えるのが面白かったです。
でも、初島では...。
画素新スタンドとか...。
曲がりくねった松とか...。
電柱?しか撮影していなかったおれ...。
なお、ランチは「さかや」というご飯街のいちばん港から遠い青い屋根のお店で食べました。
ここのアジ丼は、骨せんべいがおまけでついてくるので、おすすめ。なんと、このさかやのfacebookページがありました。
そして、帰りはめでたくSC30で葉山マリーナに帰港。天気もどんどん晴れていって、波もほとんどなくなり、「青さによるゴージャス感の加速」状態に。
明らかに、どっかの黒幕風の人もいた(笑)。
これだけ波がおだやかで、天気が良くて、船までいいと、正直車の運転並みの快適さ。というか、やることがなくて、ずっと船から海の景色を眺めているだけという優雅な時間をすごされてもらいました。
予定よりも、葉山に戻れたので、江ノ島方向に、ちょっと向かいました。ああ、海ですねえ。
先ほどの黒幕風の人は、「量産型のエヴァが降下してきそうだ」なんて言ってました。
あと1時間ほど海の上にいることができたら、きっと金曜ロードショーのような景色になったことでしょう。
そして、初島での2時間の滞在時間を含む6時間のクルーズも終了。SC30は、葉山マリーナに帰港。
初島から、江ノ島経由で陸を沿って戻っていたYF23も無事に帰港。
さすがに1日船に乗っていると、それなりにぐんにゃり(プールの後の授業状態)するので、葉山マリーナで、しばらくぼーっとしていると、さっきまで乗っていたSC30の陸への引き上げが始まりました。
見ればわかることではあるのですが、このデカイクルーザーが、たった3人の手で、数分で引き上げられていく光景は、ちょっとすごいです。
しかも、最後の微調整は手でやってるし(笑)。
そして、機械の助けがあるとはいえ、陸に上げられたクルーザーが、ひとりの女性スタッフの方の手によって、見事に格納されていくのは、船に乗っている以上に、すてきな光景でした。
そうそう、私は小型船舶免許は2級しか持っていないのですが、葉山マリーナから初島に直行するルートは、1級の免許が必要です。
今回は、ヤマハさんと葉山マリーナのスタッフさんに同乗してもらったので、2級免許でも、初島まで行けたというわけです。
相模湾は、陸の目の前にあるわりには、比較的あまり高い波になることがなく、しかも、海底もすごく深く、トライアルで操船するには、最適の海でした。
次回が、いつになるかはわかりませんが、なるほど、これは葉山マリーナが日本のレジャークルーズのメッカになるわけです。
なんか、ものすごく納得しました。
ということで、魚釣りに挑戦したりもしたのですが(釣れなかったけど)、やっぱ魚釣りとかは、私にとってはどうでもよくて、海の上で、ゆったりとした時間を過ごすことこそが、至福の時間なんだと、再認識した次第です。
ということで、ご興味のある方は、あいかわらずfacebookの「ワンドラ・ボートクルーズの部屋」で、今後もクルーズの募集などをしていきますので、ぜひご参加くださいませ。
海の男になる気は、ちっともないけど、この小型船舶免許(実は小型船舶免許の取得は、けっこう簡単)を取って、レンタルでプレジャーボートを楽しむって趣味は、なんか一生ものになる気が、いよいよしてきましたよ。