F1サスペンション、プッシュロッドとプルロッドの違い
2013.02.052013年のF1マシンが出てきて昨今注目を浴びているのがプルロッドサスペンション。フェラーリに引き続きマクラーレンも採用した、ということでどんなものか調べてみました。
▼参考リンク⇒F1のサスペンション - プッシュロッドvsプルロッド - Tari Lari Run
物理シミュレーションをした動画もあります。タイヤを揺らしたり、ボディを揺らしたりしてどうサスペンションが動くのか、視覚的に分かりますが注目は後半部分。
車輪を回して道路の凸凹があったときのシミュレーションをしているのですが・・・
なんとタイヤは横について、カニ走りするんです。えっ!?
てっきり左右のサスペンションだとばかり思っていましたが、前後のサスペンションだったのです。
その衝撃の結末に、結局プッシュロッドとプルロッドの違いはよくわからないままでした。
ダブルウィッシュボーン式サスペンション - Wikipediaプッシュロッド式は圧縮方向の力で挫屈しないよう、ロッドが太めになる。プルロッド式の方がロッドを細く設計でき、重量や空気抵抗の面ではメリットがある[2]。ただし、搭載スペースの自由度やメンテナンス面ではプッシュロッド式のほうが合理的である[2]。
1980年代は両方のタイプが混在していたが、1990年代以降は前後ともプッシュロッド式が定番になった。2010年代に入り、フォーミュラ1カーでは車体後部の空力性能を高めるため、リアサスペンションをプルロッド化する手法が流行している。