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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

スーパーカーの存在価値:Audi R8 Spyder GT 試乗レポート(6)

2012.12.22

「▼ワンドラ・ガールズ改め、アウディ・ガールズ?:Audi R8 Spyder GT 試乗レポート(5)」のつづき。

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Audi R8 Spyder GTで都内を走っていると、どこにいってもみんなに見られます。フェラーリやランボルギーニもきっとそうでしょうけど、なにせ希少車。そもそもAudi R8自身がマイナーなので、そのSypder、しかも限定のGTとなる知る人ぞ知るといった様相。

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このマットな色合いといい、醸し出す雰囲気がいいのでどこにいっても自然と人がよってきます。

そうするとオープンカーなので人と目が合うし、もはや全員が常にカメラを携行している現代、写真もとてもとられがち。わざわざポケットからカメラや携帯を取り出し、はいチーズです。

そんなときは写真をとりやすいよう、スピードを落としてニッコリ

すると、カメラを構えたフランス人に「Merci」と言われました。そうか、有り難いのかあ。確かに考えてみればこんな希少な車が公道をフラフラと走っていて、写真をとれるなんて機会、そうそうありませんものね。モーターショー2011で見た時も黒山の人だかりで写真すらとれない状況でしたし、スーパーカーの宿命といっていいでしょう。

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駐車場に止めているだけで、常にだれかがやってきて「この車はなんですか?」と聞いてきます。そのたびにかくかくしかじか、と説明するのですが、みんな興味津々。そんなときは幌の開閉をデモンストレーション、するとみんなとても大喜び。笑顔で帰っていきます。

スーパーカーの存在価値って物凄く単純で、もうそこに「存在」するだけでいいんですね。存在することが有り難い。

実車があるから、その写真があり、モデルがあり、ミニカーがありとスケールダウンしていけるんです。最初から空想だけではなく、現実に存在するもの。それがたとえ小さなミニカーになったとしても、それはそれで実車と同様に現実に存在するものとして、我々に夢を与えてくれるのです。

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子供が手に出来るのはミニカー、そしてスーパーカー世代の我々でも現実は厳しく、大人となったとしても誰もがスーパーカーを手にすることができるわけではありません。欲しいと思い所有することと、憧れていいなと思うことは実は別で、たとえ持てなくてもそこにあるだけで本当に楽しいし、嬉しくなるものです。それが普通の車とスーパーカーとの境界線。

スーパーカーを人を笑顔にする、とてもいいものです。

(終)

[試乗車提供:アウディジャパン

燃費記録(参考値)

2571km 68.45L 338.6km 4.95km/L 都内・首都高速中心
2834km 46.46L 263.0km 5.66km/L 大黒埠頭クルージング

トータル 601.6km 114.91L 5.24km/L



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