ルノーラグナクーペ・イニシャル V6 dCi240 レポート(2)インテリア・エクステリア編
2012.08.16日本正式導入されていないルノーラグナクーペ・イニシャル V6 dCi240をシーフォさんが輸入。今回はじっくりとその流麗なフォルムをみていきます。
【エクステリア】
【インテリア】
イニシャルは昔「バカラ」に相当する豪華モデルで、白い本革シートをはじめとしてBOSEサウンドシステムなど豪華装備が満載です。
ミッションは6速オートマ、マニュアルモード付で前がシフトアップ、後ろがシフトダウン。
アームレストの中にAUX入力、USB端子、アクセサリー電源(12V)が収まっています。
4controlを含め、オーディオやナビの操作はこのダイアル・スティックで操作可能。ただしナビは地図データがないということで残念ながら日本では使えません。
【助手席、後部座席】
ヘッドレストは通称「パックマン」と呼ばれる、頸椎をサポートするタイプ。頭だけでなく首の骨全体をサポートし安全性向上とともにロングドライブでも疲れが少なくなる効果が期待できます。
シートは両席とも電動調整式、シートヒーターも装備されています。
リアシートはワイドなボディにもかかわらず2人がけ、合計4シーターです。
Lサイズクーペだけあって、大人が座っても足元にかなり余裕があります。
大型のアームレストの中にはドリンクホルダー2つに小物入れがあり、快適にくつろげます。
トランクは分割可倒式、左右・手前のレバーで操作可能です。高さはそれほどでもありませんが、奥行きはタップリで荷物は相当積めます。
面白いのがトランクの空き方。特徴的なフォルムのため、ヒンジは中ではなく、奥のCピラー根元についてそこから持ち上がるようになっています。そのおかげでトランク内にヒンジが出っ張らずに済むので、荷物が積みやすいです。
トランクの床下をめくってみると、そこには一瞬ハイブリッドかと思うほどの大きなバッテリーが装着されています。実際にはエンジンルーム内に余裕がなかったためと重量配分の改善が目的と思われます。
タイヤは標準グレードが 215/50R17に対し、イニシャルは225/45R18、DUNLOP SP SPORT 01を装着。アルミホイールもイニシャル用のオプションとなっています。
【空力】
NASAダクトでミッションに冷却風を引っ張り込んでます。
昨今のクルマらしく、要所要所を樹脂製のアンダーカバーを使って覆っています。
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ルノーラグナクーペ・イニシャルはいかがでしたでしょうか。高速道路をゆったりと流し、山道は俊敏に走りきる上品な大人のクーペ。仕立ての良さが伝わってきます。
今回は写真撮影だけでしたが、ナンバー取得後、オーナーのご許可がいただければ試乗レポートもしたいと思います。
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流麗なフォルムのルノーラグナクーペ・イニシャル V6 dCi240にご興味のある方は、シーフォさんまでどうぞ。