フェラーリ・チャレンジストラダーレ試乗レポート(3)若奥様もビックリの包容力
2012.03.21じゃーん。
いったいどこから若奥様が現れてるの!
「みればわかるでしょ」
もちろんフロントトランクですよ。まるで机の引き出しから現れたドラえもんか、サザエさんのタマかといった風情。
お湯がはってあれば露天風呂気分でゆったりです。
ということで、今回若奥様はフロントトランクに詰めて箱根までやってきました(嘘)。では本編開始です。
【助手席】
カーボン製の軽いドアをあけてエントリー。
カーボンシェルのシートと本革表皮が優しく包み込んでくれます。
意外と中は広々。ワイドトレッドで横幅が1900mmオーバー、1922mmのおかげで車内空間もゆったり。一旦中に収まってしまえば快適そのものです。ええ、収まってしまえば。
もちろんバニティミラーも装備、サンバイザーまで革張り。
問題は出入り。太いサイドシルと低い車高、スラントしたフロントウィンドスクリーンで出入りは結構難儀。特に頭の後ろにオダンゴを作ったり、ポニーテールにしている女性はAピラーにぶつかって大変です。
【運転席】
運転席も同様、後頭部に気を付けながらそっと乗り込みます。
フロントシートの調整は前後手動スライドのみ。足に合わせるとこんな感じで結構前のめりな感じになります。でもこのフェラーリ、セミオートマですからね、オートマ限定免許の奥様で運転OKです。
カーボンシェル・バケットシートがレーシー、意外としっくりきています。
「ああんもう、渋滞で飽きちゃった」風。
バケットシートからの出入りはやはり難儀ですね。特にシートを前にずらすと屋根とのクリアランスが厳しいです。ちなみに車高は1199mm。
【エンジンルーム】
後ろのハッチはトランクではなく、エンジンルームのみ。若奥様が空けることはまずない、といっていいでしょう。なにせハッチは透明なので開けなくても中は見えるし、グリルもパンチングで穴あいているし、あける必要がありません。
若奥様が手を伸ばしているのはオイルキャッチタンク。熱いから触らないように気を付けて。
【フロントトランク】
若奥様が登場した、フロントにトランクがあります。容量は若奥様一人分くらい、つまり意外にも奥行き、深さがあり、収納タップリです。
位置も低いのでボストンバッグなど出し入れはやりやすいでしょう。とはいえ、これで旅行にいくとはなかなか考えにくいですが。どちらかというとヘルメット、レーシングスーツですね。
【若奥様写真館】
高級車には毛ばたき! しかもダブルですよ。これでサッサッと埃を払っていつもピカピカに。ちなみにガラスコートが施工されていて、塗装はとても艶やかでした。
寝そべる @warenosyoさん。その結果は?
色々な意味で、相当見世物になっていました。
・・・
今回のモデルも ワンドラ・ゲストブロガーでもある yumiking diaryの yumiさんでした。
次回は若奥様もビックリの試乗会です。さて公開できるのでしょうか...
(つづく)