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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

日本橋に常盤橋、眼鏡橋(石橋)好きにもたまらない! 東京河川クルーズレポート(3)

2011.12.12

橋梁フェチにもたまらない! 東京河川クルーズレポート(2)」のつづき。

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日本橋!


(動画:日本橋)

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常磐橋!

この2つの橋、いや石橋は特にすばらしいです。

石橋の聖地、石匠館は石橋(眼鏡橋)の博物館 ([の] のまのしわざ)

東京からきたというと、東京には日本橋、二重橋と石橋がある、日本橋の上にある常磐橋も素晴らしい、とのこと。

日本橋、二重橋はどちらもここ東陽町出身の橋本勘五郎(種山村、丈八)がかかわったとのこと。

常磐(ときわ)橋の「磐」の字は通常「盤」を使うのだが、下の「皿」の字は割れるので縁起が悪いということで石橋にふさわしい、「石」をあてて「常磐」としているそうです。

普通眼鏡橋はほぼ半円を描いており、水面に下半分の半円が描かれてちょうど円となり、それが2つ連なっていると眼鏡のように見えることから「眼鏡橋」と呼ばれるようになりました。

しかし眼鏡橋はその構造上高さがある、道との高低差が大きいと物流の障害となります。特に江戸、いや明治時代の文明開化の時代に作られた日本橋、常磐橋は陸上交通と海上交通の両立をする必要があり、そのため弧の半径が大きくとられ、角度はどんどんと浅くなっています。

ところが浅くなれば浅くなるほど建築上の難易度はあがり、より精度が求められることに。そのため特に高度な石橋建築といわれる由縁です。

約100年が経過した現在もその橋は高さは低く、頭上ぎりぎり。頭上をバスやクルマが走っている現役の橋ですからね、その耐久力といったら実はコンクリートや鉄橋と同等以上といってもいいかもしれません。考えてみれば数百万年かけて作られた石を組み合わせていますから、素材自体はもっとも堅牢です。


(動画:常磐橋)

興奮して喋りまくっていますね、すみません。

↓常磐橋の詳細はこちらからどうぞ

千代田区・史跡・近代建築・散歩・散策 ・常磐橋・常盤橋(ときわばし)

↓石橋・眼鏡橋アーカイブはこちら

[の] のまのしわざ: 石橋・眼鏡橋(meganebashi) アーカイブ

祝二級船舶免許取得! 初ボート操船で聖橋に日本橋、常磐橋を堪能 #yamahaboat #2senpaku ([の] のまのしわざ)

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日本橋川のすばらしい点は、とくに水路がすべて石垣でできていることです。いまはその一部しか残っていませんが、それも明治時代のレンガ積み、昭和初期のもの、コンクリート補強など当時当時の土木建築のテクノロジーが後から追加されているのが見て取れます。昭和建築の粋といえばこの水路の上に作られた首都高速道路。

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まるでパルテノン宮殿のように伸びる橋脚と、その上に展開される空中の回廊。それが首都高速です。これが未来でなくて、いったいなんなのでしょう。ロシア映画「惑星ソラリス」で未来都市の風景として使われているのもうなづけます。

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とにかくジワジワきます。

水路、陸上路、鉄路、空中路。これが大田道灌の時代から数えると600年以上もの歴史をもって重層的にあるんです。そんな都市、ほかにありますか?

その歴史をいっぺんにみれるのが唯一この東京河川クルーズ、自らがボートを調達し、自らがボートを操船してみたいものをみるんです。まさに

日本全国みたいものはみたいの会、みたいんもん!

あれ、ブログがちょっと変わってしまいましたが。

首都高速の橋脚をよけながら行く船を動画でどうぞ。操船は勝間和代さん、さすが乗り物に乗りなれているだけあってお上手です。橋脚をよけながら走るのは結構、大変ですよ。

そんな中、室内では勝間船長撮影会がはじまっていましたw

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ちなみに動画撮影はソニーのDSC-HX7Vを使い、ボートに吸盤で固定しています。

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船が動いているように見えるのは、強力な手振れ防止機能で補正しているため。実際にはステーで微動だにしていません。

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船は平滑なのでどこでも吸盤で取り付けられて便利です。iPhoneを壁面に固定することもできます。

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船はさらに神田川へと進みます。

つづく)⇒御茶ノ水駅・聖橋を下から目線! 東京河川クルーズレポート(4)


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