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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

小金井公園で初めてのキャスターボード(Ripstick・ブレイブボード)

2011.12.31 寄稿者: のま元記事

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自転車が欲しい、キックボードが欲しいという子供のオネダリ攻撃を頑なに拒否しつつ、バランス感覚を磨くために購入したのがこの「ブレイブボード」。これはキャスターボードと呼ばれる Ripstick(リップスティック)の商品名で、一回り小さい子供バージョンが Ripster(リップスター)。

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一見スケートボードに似ていますが、スケートボードの車輪は4輪ですがこのキャスターボードは2輪しかついていません。そう、どちらかというとクルマというより自転車、バイクに近い乗り物。

さらにスケートボードやキックボードは前に進むためには地面を蹴るしかないのですが、このキャスターボードはボードを前後ひねることで、前に進みます。いわば櫓で漕ぐといった感じなのですが、足でける必要がなく平坦な道ならクネクネずっと乗っていられるのが特徴。

日本船主協会:海運資料室:海運雑学ゼミナール

一方の櫓は、魚のひれの動きに似ている。船の後端に支点をおいて、飛行機の翼のような断面の櫓の先端を半円を描くように左右に動かし、行きと戻りで逆方向に切り替わる抑え角から生れる揚力で船を前進させる。これはスクリュープロペラと同じ原理になる。

 櫂の場合は櫓よりも速力が出るが、全力で漕ぎ続けられる時間は短い。一方、櫓の場合はスピードで櫂にやや劣るものの、何時間でも一人で漕ぎ続けられる極めて効率的な推進方法だ。

一方で問題なのは2輪という点。しかも自転車やキックボードなどと違い後輪が固定されておらず、前後輪とも左右に曲がるような構造。これが結構曲者、前輪が2つついているようなものなので荷重の掛け方で前後ともに左右に動くんですね。だから最初ボードに乗るのがとても大変。自転車と同様静止状態では倒れてしまうので、ある程度の勢いをつけて前に蹴りだしつつ、バランスをとりながらボードにのる必要があります。自転車に最初のるときもバランスをとるのが大変でしたが、それに似ています。

逆に一度乗りだしに成功すると、その後は比較的すんなりいきます。これも自転車に近い間隔。

うちの子はブレイブボードが届くと家のフローリングで練習。最初は乗り出せなかったのですが、壁伝いに練習、15分くらいで乗り出しに成功するとその後は地道に家で練習。せまいリビングでターンをするなどすっかり慣れてしまいました。

クリスマスになってようやく外デビュー。といっても公道二輪禁止の原則にのっとり、公道でやらせるわけにいかないので近くのローラースケート場を調べて、小金井公園にいくことにしました。

ローラースケート・スケボー練習場一覧

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小金井公園・昭和記念公園で滑っている方-hello.to/skater

スケーターが集まるのは「槻の木広場(つきのきひろば)」です。
この広場は路面がなめらかでとても滑走に適していますが、広くはありません。

また、インラインスケート専用広場ではなく、多目的広場としての運用になっていて、BMX、スケートボード、鬼ごっこなど様々な使われ方がしています。

スラローム用のマーキングがありますが、スラロームも公認されている訳では無いので混雑している日はパイロンを片付けるようにしているようです。

公園の人にきいたら、正式な場所というわけでなく、たんなる舗装の良い広場でみんな集まってやっている、という場所のようです。

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(左が普通の舗装、右が広場の舗装。とても平滑)

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奥の方には「初心者用」と貼り紙がしてあって、手すりもあります。手すりあると、最初の蹴りだしが不要なのでとてもスムース、助かります。慣れてくれば自分でちょっと蹴りだして乗れるようになります。

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(来て最初の頃)

さすが家のフローリングで特訓していただけあって、乗り出しはすんなり。家でできなかった櫓かい運動にもなれ、最後の方にはずっと乗っていられるようになりました。


(私が走って逃げるのを追いかけている)

くねくね足を動かすと前に進むのが面白いようですね。

さて防具です。いくら慣れたとはいえやはり2輪。分かっている場合はすんなり降りれますが、バランスを崩して後ろ方向(右足方向)に荷重がかかるとキャスターボードがストーンと逃げて、足払いを食らうような形になります。そうするとまさにスッテンころりん、上半身からドスンと落ちてかなり痛い目にあいます。

子供も何度も転んでいましたが、プロテクターのおかげで無傷。特に手のひらやひじはとても機能していました。

私も少し乗ったのですが、ターンに失敗してドスンと倒れてしまったことがあります。幸い無事だったのですが、手と肘をついたとき二の腕まで衝撃がきて、今でも痛いほどです。運が悪かったら骨折したんじゃないか、と思うほどでした。

そう考えるとやはりプロテクターは必須ですね。備えあれば憂いなし、です。

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場所ですが公道はやはり危ないし、意外と平坦な場所もなく普通のアスファルトは結構ゴツゴツしているのでスムースに走れません。やはりきちんとしたクローズドコースで、プロテクターをつけて楽しむのがいいですね。大人でも楽しい上、足腰のシェイプアップになっていいですよ。

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大人用はこちら。私も専用の欲しいです。

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