日産のEVスポーツコンセプト、エスフロー(ESFLOW)は初代Zの夢をみるか #TMS2011
2011.12.20写真と実際みるのとでは大違い、だったのがこのNISSAN ESFLOW。「次期Zではないか」と言われて確かにそんな雰囲気もあったのですが、見てみると一回り小さくしかも面の作り方が従来とは随分異なっていました。ESFLOWはフロントに駆動系をもたない、リアモーターEV。ボンネットの中はきっとバッテリーが収まるし、ラジエータも不要なのでフロント周りのデザインがより自由になったのでしょうね。
日産|日産自動車、2011年ジュネーブモーターショー出展車両「ESFLOW(エスフロー)」を公開「ESFLOW」は、電気自動車のスポーツカーをコンセプトとしており、走る喜びと、ゼロ・エミッションモビリティの両立を表現した。
低く伸びやかなシルエット、重心付近に収まるコンパクトなキャビンなど、一目でそれとわかるスポーツカーのスタイルを持った同コンセプトカーは、日産スポーツカーの伝統を継承しつつも、電気自動車としてゼロから企画・設計されたため、既存車の内燃機関を電気自動車ユニットに置き換えたものとは異なり、日産の先進技術が随所に最適活用されている。
たとえば、同コンセプトカーでは、日産リーフに採用されているリチウムイオン電池を、ボディ内に分割配置することにより、最適な重量配分が実現し、車両の回転中心がドライバーの腰付近にくることで、スポーツカーならではの安定した走りを実現する。また、日産リーフに搭載されている高性能モーターを2基、ミッドシップに搭載し、左右後輪を独立駆動制御することにより、優れた旋回性能とエネルギー回生性能が得られる。
さらに、EVならではの高トルクを生かして、5秒以下で時速100キロまで到達する加速性能を持ち、一回の充電で240km以上航続可能である。
ドライビングポジションを調整する際は、座席ではなく、ハンドル、ペダル類が動くことで、シートフレームなどが不要になり、車体の軽量化に貢献している。これはバイワイヤ技術の活用によって可能となったものである。
この角度からだとロングノーズ、ショートデッキの代表、フェアレディZ(S30)に似てる感じがします。
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フェンダーまわりはマツダRX-8に似ているような感じも。
EVセダン・リーフがどんどん普及すると、こういったEVスポーツカーの将来も現実化していきますね。楽しみです。