マクラーレン・ホンダ復活? ホンダ、マクラーレンに対し2014年からF1エンジン提供との噂
2011.11.20
(写真:ホンダ Indy V8 HRXターボ・エンジン 1994年)
あくまでも噂です。
▼マクラーレンホンダ2014年カムバックから? - CARとモータースポーツ
マクラーレン、ホンダとのF1エンジン契約を検討との報道 【 F1-Gate.com 】同誌によると、マクラーレンは2012年末にメルセデス・ベンツとの無料のF1エンジン契約が終了したあとの新しいエンジンパートナーを探しており、F1に新しいV6ターボエンジンが導入される2014年の提携候補にホンダが挙げられていると報道。
ホンダは2008年末にF1から撤退しているが、経営陣の承認が下りればエンジン供給元として技術的にいつでもF1に復帰できる用意ができているとホンダの幹部が鈴鹿で述べたとしている。
V6ターボといえば、レジェンド・ウィングターボ!
▼レジェンドターボ ウイングターボ LEGEND TURBO
可変ノズルターボ - Wikipediaエンジンの回転数に応じてターボチャージャーのタービン側に装着したノズルベーンを次のように制御することで過給効率を上げ、最適な過給圧を発生させることが可能となる。
ホンダ・レジェンドでは"ウィングターボ"を4つのノズルベーンでタービンブレードへの空気の流量を制御していたが、アキュラ・RDXの"バリアブルフローターボ"では吸入口を切り替える方式である。これはガソリンエンジンの場合は排ガス温度がディーゼルエンジンに比べて高いため、可変ノズルベーンに耐熱性の高い材料を使用する必要があり、高コストになってしまうからである。2009年現在、ガソリンエンジンでタービン側に可変ノズルベーンを持つターボチャージャーを採用しているのはポルシェ911シリーズのみである。
- 低回転の状態:開口面積を小さくすることで過給効率を上げる。
- 高回転の状態:開口面積を大きくすることで排気圧力を下げる。
ホンダはこのC20A、K23Aエンジン(RDX)と軽自動車を除いて市販車ではほとんどターボ技術を採用していません。
しかし過去ターボを極めてるので確かにやる気になればできる、というのがホンダの見立てですしマクラーレンも期待しているのでしょう。レースエンジンでいえば現役でインディにV8エンジンを提供しています。
Honda | インディカー百科事典 | Honda V8エンジン現状のエンジン・ワンメイクでは、エンジンの性能や品質のばらつきを極力なくすことが重要である。インディカー・シリーズに出場するすべてのレーシングドライバーに、つねに同等のエンジン・パフォーマンスを与えなければならない。そのためにHondaは、厳密な品質管理のもとHonda Indy V8エンジンを製造している。製造後の管理、メインテナンス、供給システムについても同様であることは言うまでもない。その結果、エンジンが原因となるマシン・トラブルは、ほぼゼロとなっている。
他メーカーとのエンジン競争もありますが、複数チームに供給する場合はこの品質管理も大事です。毎回「鈴鹿スペシャル」というわけにはいきませんし。
「マクラーレン・ホンダ」が実現した暁にはドライバーはブルーノ・セナ? はたまたここは日の丸に期待したいですね。