博多熊本阿蘇旅行:衝撃の阿蘇山編
2011.10.08 寄稿者: norio (元記事)norioさんが熊本旅行をレポートしています。その中でもやはり別格なのが「阿蘇」。ちなみに私(noma)の実家は熊本ですが、阿蘇はほんとうに雄大で日本離れしていてお気に入り。機会があれば是非皆さんも訪れてください。
夏休みに博多熊本阿蘇旅行に行ってきました。レポート第4弾は、クライマックスの阿蘇山編です。阿蘇山のこと...過小評価してました。ちなみにレポートは全5回(予定)。博多、熊本(熊本城)、くじゅう~黒川、阿蘇山、JRの各章に分かれております。
阿蘇編の目次
- 黒川~阿蘇
- 阿蘇神社
- 阿蘇山を登る
- 驚愕の火口付近
- 阿蘇山下山
とてもシンプルですねw
黒川~阿蘇
前日大雨にやられた阿蘇~くじゅう~黒川でしたが、阿蘇山に挑む本日は見事な快晴!とは言えないけど、なんとか雨は降らなさそう。
前日は豪雨でわからなかったんだけど、なぜか途中で馬が放牧されている場所が。しかもエサ売ってるしw ビジネスか!
ドキドキしながらエサをあげるおねーさんも。馬はキレイに子供組とおねーさん組にわかれていました。
さて、天気が良いうちに先を急ぎます。
阿蘇神社
途中で訪れたのは阿蘇神社。
Wikipediaによれば
阿蘇神社(あそじんじゃ)は熊本県阿蘇市一の宮町にある神社である。式内社(名神大)、肥後国一宮で、旧社格は官幣大社。日本全国に約450社ある「阿蘇神社」の総本社である。現地には「阿蘓神社」と書かれた銘板も存在している。全国的にも珍しい横参道で、参道の南には阿蘇火口、北には国造神社が位置していると言われている
と、なかなかに厳かで重要な神社のようです。
なかなかに趣があります。それにしても立派な楼門。
わき水はとてもおいしかったです。神の泉だそうです。
サワガニとかがいて、子供が楽しそうに遊んでいました。やっぱり水の綺麗なところはいいよね。
さて阿蘇神社の本殿。
なんかわかんないけどカッコイイ(あとで調べたところ、魔除けの龍の剣らしい)。
しめなわ。
本殿です。
狛犬も力強い感じ。
せのび石がありました。
願掛け石もありました。
たしかに横参道です。珍しいですね。
立ち寄り、という感じでふらっと寄った阿蘇神社でしたが、想像以上の力強さでいい感じでした。車でないと厳しいかもしれませんが、寺社仏閣好きならぜひ立ち寄ってみることをオススメします。楼門がほんといい。
というわけで、ここから阿蘇山へ急ぎます。
阿蘇山を登る
ついにきた、阿蘇山!ということで、レンタカーのマーチでがんばって阿蘇山ロープウェーまできました。阿蘇山ロープウェーは、世界で初めて活火山にかけられたロープウェーだそうで、阿蘇山西駅から火口口にある火口西駅までを結んでいます。高低差は108m、所要時間は4分。ほんとうは火口の反対側に仙酔峡ロープウェーという若干マイナーなものもあるのですが、こちらは運休中でした。
乗り場です。
火山ガスの案内がそこらじゅうにありました。
さて乗ります。ロープウェーはやっぱり1番乗りで、先頭に立つのが醍醐味ですよね!?
こんな感じのビュー。
曇に向かって上がっていくようで、とても気持ちが良いです。眼下には高山植物が生い茂っています。
ロープウェーもいいものだ。
せっかくなので動画をご覧ください。
さて、着きましたよ...。誰も居ないロープウェーもまたをかし。
阿蘇山火口!
来ちゃった!まずは火山ガスの危険性についてちゃんと読んでおきます。
こいつが回り出すとヤバイらしいですね。わりとNGなことがあるそうです。
着いて思ったんですが...なんなのこのスケール感...ちょっと想像と違うんだけど...
して。
うおおおお
すごいいいいいいいい
まるで墓標のよう。
阿蘇山の火口からは常に白煙があがり、火口にたまった水は様々な成分によりバスクリン色をしています。つまり巨大な温泉が生まれているわけですが、まあ、入ったら死ぬよねw
というかスケール感ですよ。写真じゃぜんぜん伝わらなくてもどかしいのですが、
火口の直径は約600m、深さ約130m。もうよくわからない大きさです。
火口周りの道は舗装されているのですが、起伏があり、なかなかに疲れます。
別の火口に移動します。
一応階段状にはなっていますが、雨の日は滑りそうな角度。
気がつけば雨雲が迫っています。はやめに移動しないと...。
こちらの火口は湯だってはいませんでした。緑もあって休火口?といった感じ。やっぱり中岳の迫力ハンパないね。
ということで、満足したので下山することに。標高の高さと起伏により、意外と疲れました。
ちなみにサントリーの天然水・阿蘇が売ってますw
さあ下ろう。下りももちろんロープウェー。
下りもいいよね。
阿蘇山を下る
さて、天気が若干怪しい気配を見せてきたので、早めに下ることとします。この日は最終日でなんとしても博多まで帰らないとならないためです。
いちおう晴れてはいるんですけどね。それにしても阿蘇は不思議です。草原ばっかりなんですよね。樹木がないというか。
緑が映えます。
おっと雨雲が追いかけてきている...。
実はこの草原には、牛や馬が放牧されています。なんで木の柵があるわけですね。
こんなに天気いいのになあ。雨降るのか-。
山の天気は移ろいやすい...な1枚。これ、30分いないに降り出しますね。
それにしてものんびりな阿蘇。雄大さとこの草原の果てしなさが、時間の流れをゆがめます。
牛や馬には牧場の名前が書かれています。
...ヒデオ?
ドライブもかなり気持ちよいです。マーチじゃなくて愛車のスイスポならなあw
おっと気をつけないとw
さて、人が集まっているところがあって何かな?と思って車を止めると、超放牧ゾーンでした。
エ?
というか馬ってこうやって寝るんだなあ...。
草おいしそうです。こちらは空腹だというのに...。
と、ここで突然の豪雨発生!
ということで、いそいそとマーチで下山をいそぐこととなりました。あとは帰るだけ!
阿蘇山、いったほうがいいよ
ほんとね、行くまでは「どうせでっかくなった箱根の地獄谷でしょ」くらいに思っていました。
でもね、行くとね...凄まじい自然のパワーが押し寄せてくるような、なんとも形容しがたい大迫力。こんなに巨大な活火山に登っちゃってよかったの!?と一瞬不安になるくらいに、力強すぎる火口は必見です。こればかしは行ってみないとだめでしょう。本気でわけわかめなレベル。
阿蘇山なめてました。ごめんなさい。阿蘇最高です。また行きたいです!
さあ、レポートも次で最後。あとは乗り物をまとめて終了です。がんばれ自分!