F1日本GP in 鈴鹿 2011:予選日は可夢偉が大活躍 #f1jp
2011.10.09 寄稿者: のま (元記事)今年の鈴鹿は木曜日から人が多く、この予選日もかなりの人の入り。不況や震災の影響があったにもかかわらず、ほぼ例年通りで熱烈なるF1ファンが駆けつけたようです。
今日もいました、「大好きミハエル」お姉さんw
ということで今、鈴鹿です。
今日はフリープラクティス3でブルーノ・セナが130Rの手前でコースオフ、フロントセクションを壊して赤旗中断。ぎりぎり予選に修復が間に合いました。
ベッテルも昨日のフリープラクティス1、デグナーでコースオフ、大事なフロントウィングを壊してしまいその後タイムがふるわず。マクラーレンのバトンがFP1、2、3とトップタイムを記録、ベッテル赤信号か?と思ったのですが、なんとプライベートジェットで空輸、予選直前に届いたウィングで渾身のアタック。0.009秒差でポールを奪取しました。
レッドブル、ウイングを空輸して"ウイング・ゲート"の再発を避ける 【 F1-Gate.com 】セバスチャン・ベッテルは、土曜日のフリー走行3回目まで旧バージョンのウイングを装着。その間にミルトンキーンズのファクトリーでは新しいエンドプレードが準備され、プライベートジェットでロンドンから名古屋に空輸。ヘリコプターで鈴鹿にウイングが到着したのは予選開始30分前だった。
セバスチャン・ベッテルは、新しいウイングを装着して鈴鹿でポールポジションを獲得。レース後「チームは全てを元に戻してくれた。予選に間に合うように(ミルトンキーンズから)届けてくれた」と述べた。
やはり気を吐いたのが日本人ドライバーでもっとも速いといわれる、小林可夢偉選手。
Q1で全体ベストをとると、Q2でも10位で久々のQ3進出!
Q3では出走するもすぐにピットイン。タイヤ温存作戦か? と思われたのですが。
小林可夢偉、7番手スタートに繰り上げ (F1日本GP) 【 F1-Gate.com 】小林可夢偉はタイムを記録しなかったが、セッショ終了ぎりぎりにピットを出た可夢偉の前の3人ドライバーとは違い、計測ラップをスタート出来る状態にあった。
それに伴い、8番グリッドはミハエル・シューマッハ、9番グリッドはブルーノ・セナ、10番グリッドはヴィタリー・ペトロフに変更となった。
ルールの重箱のすみをつつくような戦略でなんと自己最高、7位グリッドに昇格。まさかのミラクルに、
「明日は抜く人いないですよ。だって前みてくださいよ、銀色とか赤色にジュース屋のマシンですよ」
というコメントも。
明日の作戦は「トウセンボ」ということで、いかに後ろをブロックするかということ。とにかくポイント確実なので、そこは期待していいそうです。明日の可夢偉の走りが楽しみです。