EVをなめたらアカン「テスラ」同乗試乗でひっくり返った
2011.09.02 寄稿者: コグレマサト (元記事)排気ガスを出さないEVは注目株。日産リーフは実用的ですが、実用性を無視、とにかくパフォーマンスを追及したEVといえば「テスラ・ロードスター」。そろそろ4ドアセダンが出てくるテスラですが、ロードスターのパフォーマンスはいかに?
2010年12月初出の試乗レポートです
@taguchiに声をかけて頂き、外苑前にあるテスラ・モーターズで「テスラ・ロードスター」の同乗試乗をしてきました。
ショールームには白い「テスラ」が鎮座ましましています。
「ロータスエリーゼ」をベースに開発されたというその出で立ちは、まさにスポーツカーですよ。自分に最も縁遠いジャンルに思えました。
そもそも、EV(電気自動車)とは言葉では知っていても、実際に走っているところは見たことがないですし、ましてや運転したこともある訳ない、と。
まあ、電気ですからね。電気で動くクルマですから。スポーツカーと言ったって、それなりなんじゃないかと思っていた訳です。この時までは。
↑同乗試乗したオレンジの「テスラ・ロードスター」です。
時速100キロに達するまで3.7秒とかいろいろ数字もあるのですが、もうそんなことはどうでもいい感じです。これは体験しないと分からないかもしれません。
さあ、プロドライバーの横に乗せてもらい、同乗試乗の開始です。
ラゲッジスペースはゴルフバッグが入るくらいでしょうか。
右側のメーターは電圧ですかね。電気を使用していると、ゼロから右にふれます。
航続可能距離などを表示するメーターもあります。意外に正確に表示してくれるようです。
で、隣に乗り込み車道に出て‥‥
フンガー!
なんという加速力!
もちろん公道なので全開マックスなんて訳はないのですが、いきなりトルクが立ち上がってそのまま一直線て感じです。
どこに飛んでいこうとしているんだ‥‥みたいな。
もちろん280馬力もあるということなので、相当の実力の持ち主ではある訳です。というか、EV(電気自動車)でもそんな性能が可能なのですね。十分にスポーツできるクルマだと思いましたよ。
運転中も非常に静かで、オープンカーなのに普通に会話をすることもできました。EV(電気自動車)のメリットの一つですね。
「テスラ・ロードスター」は1,000万円以上もするクルマなので、おいそれと手は出せません。家族で乗れないし。しかし、EV(電気自動車)でどこまでやれるのか、を知るために、同乗試乗を体験しておくのは非常に良いと思いました。
外苑前のショールームに立ち寄られる機会があればぜひ、体験してみてください。スケジュールが空いていればその場で同乗試乗ができるのではないかと思います(事前にテスラ・モーターズに確認しておけば確実)。
あー、それにしてもしびれたなー!
EV(電気自動車)素晴らしい! 楽しい!
充電ポイントを増やしたり価格を下げたり、まだ購入までのハードルはいくつかあるとは思うのですが、マイカーがEV(電気自動車)になる日もそう遠くないのでは、と思った一日でした。
一緒に同乗試乗した人たちの記事です。
▼噂のEV(電気自動車)、『TESLA』の同乗試乗を体験してきたよ! - IDEA*IDEA
▼未知の加速...TESLA Roadster Sport でEV車体験 - エアロプレイン-
▼まさにハイパーダッシュモーター! 電気スポーツカー、テスラ・ロードスターの同乗試乗 #tesla_jp ([の] のまのしわざ)
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