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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

2021年JAF全日本ジムカーナ選手権 第6戦 スーパースラローム IN 久万高原 まさかのドシャ降り1本勝負!

2021.08.05

2021年の全日本ジムカーナ選手権も、全8戦のうち4戦が終わり、後半戦の5戦目となる第6戦が愛媛県南部の久万高原町にあるハイランドパークみかわで開催されました。
(第2戦のエビスは2月の地震によるコース損傷のため10月に延期されています)

ハイランドパークみかわのコースは、元スキー場の駐車場を利用したフルパイロンコースです。フルパイロンコースは元祖ジムカーナという感じで、フルパイロンコースからジムカーナを始めた私としては、とっても好きなスタイルです!(笑)


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四国地方だけが、梅雨のまっただ中!

今回、広島の大会でご一緒したレーシングドライバーの和田慎吾選手と再びダブルエントリーしました。
彼にとってはこのフルパイロンコースはとってもハードルが高いものになりました。
そりゃそうですよね!
コペンのラリードライバーの相原君もパイロンコースは走れません!無理です!そもそもコースを憶えられません!と、言っています(笑)
ですが、レーシングドライバーが異カテゴリーに挑戦するのも、ドライビングの幅が確実に拡がると思われ、スキル向上にはとっても良い機会だと思っています。
特に、ジムカーナに取り組む事で、クルマを動かす(走る・曲がる・止まる)基本をより高いレベルで学ぶ事が出来ると思っています。

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(とてもじゃないが、コースを憶える事が出来ないというジェスチャーです・・・笑)

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上の写真を見てお分かりの通り、この週末は、東北地方まで梅雨明けの発表があったのですが、四国地方だけがまだ梅雨のまっただ中!というお天気状況でした(笑)

どれだけ雨男な私!

スッキリカラッと晴れたのは前戦の北海道だけですね。今シーズンは今のところ(笑)
土曜日の公開練習、日曜日の決勝も雨が降り続くという状況でした!

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ハイランドパークみかわの標高は約1,000m。
気温も低く、決勝日は19℃までしか気温が上がらない肌寒い中での戦いとなりました。
レーシングスーツが暖かくて丁度いいくらいでした(笑)
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https://www.spk-cuspa.jp/alpinestars/
(アルパインスターズのアイテムは、全国コペンサイトからhttp://dress-cloud.jp/経由でご購入が可能です)

そんな和田慎吾選手との公開練習、現場の様子はこちらの動画からご覧頂けます。
(和田慎吾選手の奥さん、和田洋子さん撮影&編集)

かろうじてドライ路面で走れた公開練習2本目はケイマンを上回る!

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前回の参戦記でも記しましたが、ターゲットタイムは、角岡選手操るポルシェケイマンの5秒以内です。
ジムカーナはパイロンに触れると、1本あたり5秒加算されます。
ポルシェケイマンの5秒以内につけていれば、もし仮にケイマンがパイロンタッチを犯した場合、ケイマンを上回れる可能性があるからです。

そして、その時がついにやって参りました!
公開練習ですから、ケイマンは、大きい車体で、狭いパイロンコースの感覚を掴む為に、恐らく攻めに攻めたのでしょう。
2本の走行ともにパイロンタッチで5秒加算されるという結果でした。
コペンは、2本目タイムアップして、ケイマンの5秒以内のタイムを刻む事に成功しました。
その結果、公開練習の記録は、スイフトに続く2位を獲得する事が出来たのです!

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タイムの絶対値的にもそんなに悪くない感じです。狭いパイロンコースだと差が縮まりますね。

明けて決勝の日曜日、早朝は晴れていたのだが・・・

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この時期、アジサイがとっても見頃な久万高原でした(笑)

早朝、久万高原に登る時は、まだ雨は降っていなく、とっても幻想的な景色が車窓から見えたのですが、コースに到着すると雨が容赦なく降り始めました。

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そんな雨の中、決勝コースはこちらでした!

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上手く色分けされておりますが、3つのセクションに分けて憶えるといい感じでした。

1)9番パイロンまでのスタートからスラロームを抜けるセクション
2)22番パイロンまでの、大きくぐるぐる回るセクション
3)ゴールまでのテクニカルセクション(JG10クラスは細かいターンは無い設定)

公開練習からは、正に、応用問題的に変更がなされておりました!

1本目の走行の様子はこちら!

まさかの土砂災害警戒レベル4発令! 1本走行で競技成立

JG10クラス走行後あたりから、雨脚がどんどん強まり、1本目が終了した後、久万高原町に土砂災害警戒レベル4が発令されました!
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この為、1本目のタイムで勝敗が決まりました。
1本目にミスコースをしてしまった和田慎吾選手は2本目での挽回のチャンスがなくなってしまい、悔しい思いをする事になってしまいました。
1本目から、キッチリとタイムを残すのが大切という事を、思い知らされる大会となりました。


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まさに避難するがごとく久万高原を後にしましたので、表彰式もありませんでした。
後日、JG10クラス3位入賞の盾と賞品が郵送されて来ました!
久万高原地元名産品の詰め合わせで、とっても嬉しい賞品でした!

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ご当地版、D-SPORTのDINAちゃん

局地的豪雨で少々気がめいってしまいましたが、気を取り直して、明るい話題をひとつ(笑)
今回、和田洋子さんと、たまきさんにご協力頂き、D-SPORTのDINAちゃんイメージでレースクイーンやって頂きました!

DINAちゃんのご紹介はこちら↓
http://dsport-web.com/dina

そして、たまきさんによるDINAちゃんイメージがこちら❣
(ちょっと大人なDINAちゃん・・・笑)

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この様に、ご当地DINAちゃんを募集したいと思っています。
自己表現したい方がもしおられましたら・・・全て自前ですが。
2021年JAF全日本ジムカーナ選手権も、
福岡県 スピードパーク恋の浦(9/11-12)
三重県 鈴鹿サーキット 国際南コース(10/2-3)
福島県 エビスサーキット 西コース(10/23-24)
と、3戦ございますので、D-SPORT DINAちゃんとして参加して見たい方は、私までご連絡下さいませ!
https://www.facebook.com/yuichi.tonomura

それでは、次戦、福岡県のスピードパーク恋の浦で開催される大会も、ベストを尽くしますので、応援宜しくお願いします!
次は、晴れのお天気の下、走りたいな~(笑)


この記事を書いたライター

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いじって走れる企画屋

とのむらゆういち

小学生時代はスーパーカーブーム。大学生から社会人になる就職時はいわゆるバブル時代。100%前向きな、いい時を知る、気持ちだけは永遠の少年。楽しい事をひたすら追い求め、人生を旅している。 19歳からモータースポーツにのめり込み始め、学生の時からジムカーナに参戦。その後、ラリーのナビゲータに転向。ある時期ラリーが仕事になり、パリダカールラリーやWRCにメカニックとして参加。その後クルマ=商品の企画開発が仕事となり、趣味と実益を兼ねて、自らクルマをいじりながら走りながら、企画屋として邁進ちゅう。


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