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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

2019年開幕!2019年JMRC近畿ジムカーナ ミドルシリーズ第1戦 DIREZZA CUP ジムカーナ

2019.03.24

皆さま大変ご無沙汰しております!

2018年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第6戦の参戦記を最後に、参戦報告をサボっておりました・・・

2018年、コペンでのジムカーナ参戦は、結果的にシリーズ2位で終了しました。

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第5戦で初優勝し、6、7戦と連勝すれば、シリーズチャンピオン獲得の可能性もあったのですが、そう簡単に事は運ばず、その夢は叶いませんでした。
2018年シリーズは(も)年間2位で終わりました。

ですので、当然それは、2019年に達成するのです!


コペンでラリーに挑戦「CRP 2020」

最終戦が終了した丁度1ヶ月後に、コペンを全日本ラリーにデビューさせる事が出来ました。
いつもお世話になっている HALF WAY 全面協力の下、2代目コペンを、恐らくラリーで世界で初めて、ラリーで走らせる事が出来ました!
それも、近年人気急上昇の「新城ラリー」で。

コペンをラリーで走らせるのは、私には非常に意味がある事でした。

その昔、仕事で世界ラリー選手権やパリダカールラリーを経験した私としては、その持てる知見や経験を全て注ぎ込んで企画開発したのが2代目コペンなのです。

そのクルマを、ラリーにデビューさせる。

しかも、その行く先には、2020年に日本で開催される予定の、世界ラリー選手権への出場をも見据えてです!

「コペンでラリーをやろう!」

と提案しましたら、参戦するコペンも、ドライバーもコドライバーも、メカニックも全てが一気にチームとして出来上がりましたから、

「これはやるべし!」

という事なのでしょうね。キット。

ラリーの様子はFacebookページにて発信中です。

Copen Rally Project 2020

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2019年、こちら本格的に取り組んで参りますので、こちら野間さんのサイトでも参戦報告させて頂く予定です。
お楽しみに♪


恩師逝く

その新城ラリー参戦がご縁で、ラリーに纏わる情報もFacebookを中心に集まって来る様になったのですが、その中に、こちらの映像がありました。



これは、当時モータースポーツに目覚めた大学生の私が、当時のTV特集番組で目にしたものでした。
この番組中に出て来る「伊藤さん」
この方は、後に私の上司になった方なのです。

「エンジンの音を聞いただけで何処が悪いか分かる」という方。

「凄い人だ!」という強烈な印象が、当時の結構ちゃらんぽらんな大学生の私の記憶に深く刻まれておりました。
それが、いざ社会人になって入社した会社で、研修を終えて配属されると、その職場にいらっしゃるではないですか!
ですので、そこから5年間、志願し続けてラリーチームに入れて頂きました。
そして、この伊藤さんに、エンジンの組み方と、馬力の出し方を教えて頂きました。

1998年の20回記念のパリダカールラリーでは1-2-3-4フィニッシュを達成。
その年の世界ラリー選手権では、今はトヨタチームの監督である、その当時はラリードライバーであったトミーマキネンと共に、マニュファクチャラーとドライバーのダブルタイトルを獲得する事が出来ました。

この映像を発見した直後に、その恩師伊藤さんは天国に召されたと連絡を頂きました。
このタイミングでこの映像に出会えて、虫の知らせであったという事だと思いました0。

そんな事がありましたので、追悼の意を込めて、2019私の緒戦には、当時のラリーチームウェアを着て参戦しました。

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2019年シーズンの為に変えたコト

先のビデオでも伊藤さんが仰ってましたが、進歩を止めたら取り返すのが大変なモータースポーツの世界です。
ですので、常に0.01秒でも縮める為にはどうしたら良いのか、考え続ける必要があります!
2018年仕様から変えたのは、次の3点です。

1.アルフィンドラム

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特に夏場の周回走行で威力を発揮すると思います。
放熱が苦手なドラムブレーキの強い味方。
見た目的にもGOOD!
(参戦クラスによっては車両規則により装着が出来ない事があります)

2.ブレーキパッドを良く効くものに

特に踏み始めの初期の効き感と、奥行きのあるブレーキフィールは逸品です♬

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3.通常のメンテナンス

 1) タイヤの刷新

 2) ショックアブソーバーのオーバーホール
→ より4輪接地方向にし、アクセル全開率を更に上げる方向

 3) 油脂類の交換もお忘れなく!

Super colors添加剤 | HALFWAY

 4) 衣装も大切・・・レーシングスーツ、グローブ、シューズを刷新!

モータースポーツギア :: レーシングスーツ :: FIA公認(レーシングスーツ) :: GPTECH LM SUIT SV/WH/RD 48 - DRESS CLOUD CONNECT / コペンサイト / COPEN SITE
モータースポーツギア :: レーシングシューズ :: FIA公認(レーシングシューズ) :: TECH1T SHOE BK/WH/OR 8.5 - DRESS CLOUD CONNECT / コペンサイト / COPEN SITE
モータースポーツギア :: レーシンググローブ :: FIA公認(レーシンググローブ) :: TECH1START GLOVE BK L - DRESS CLOUD CONNECT / コペンサイト / COPEN SITE

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マーク類の印刷もバッチリですね!
まるでプロドライバーみたいですね♪
(CRP2020のスーツとお揃いです!)
左胸の「殿マーク」がポイントです(笑)


緒戦は寒い気温とウエット路面

当日の朝、目覚まし設定をミスってしまい、イベントにギリギリ間に合う時間に目覚めてしまったのはココだけの話です...

受付と車検を何とか無事に済ませて、受け取りました緒戦のコース図!
こちらです。

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通常、難易度は低めに設定してあるのです、緒戦は。
シリーズ後半になればなる程、難易度が上がって行きます。
今回はウエット路面ですから、尚更、難易度は低めです。

普段ジムカーナ走行はオープンで走るのが常な私ですから、当然、コペンらしく屋根オープンで走りたかったのですが、雨脚が強く、それは断念しました1本目の走行。
そんな1本目の走行はこちらです。

(360°映像ですので、グリグリ視点を動かして見て下さい。車室内も見る事が出来ますよ)

屋根を閉じて走ると、オープンの時に比べ、ボデー剛性は高まりますので、ハンドルを切った時のクルマの反応はクイックになります。

その感覚は嫌いではありませんが、常にオープンでジムカーナ走行している私にとっては、感覚が不慣れなモノとなります。1/1000秒を競うジムカーナでは極力オープンで走りたいのです、私の場合。
まぁ、雨が降っていてもオープンにすれば良いのですけれどね。

1本目が終了した時点は、ゴルフ→フィットに次ぐ3番手に付けていました。
しかし、その後も雨脚は弱らず、雲行きも見通しは明るく無く、2本目走行前には氷まで降って来るという有様でした!
(あられと言うには大きく、雹というには小さく・・・あくまでも私の感覚)

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条件は皆同じですよね。

私のゼッケンは「77」で、縁起も良さそうでしたし(笑)あまりマイナスに考えない事にしました。


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すると、2本目走行前には、氷が降るのが止みました!

そして、オープン走行をした2本目はこちらです。
路面はとってもウエットでしたが、普段通りの感覚で走行する事が出来ました!

結果、3位表彰台を獲得する事が出来ました!

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第2戦も名阪スポーツランドCコースで開催

次戦は、緒戦と同じく名阪スポーツランドCコースにて、4/14(日)に開催されます。
第2戦もチャンピオンシリーズとの併催ですので、近畿の選手が一同に会します。
見応え十分ですネ!

JMRC近畿ジムカーナ部会公式HP

特に、コペンユーザーの皆さま、応援お待ち申し上げておりますヨ(^^/~


おまけ

当日、寒い中頑張っていたレースクイーンと、お決まりの「コペンポーズ」

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笑顔過ぎるおじさん(;^_^A
失礼しました~

次戦も頑張ります!



この記事を書いたライター

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いじって走れる企画屋

とのむらゆういち

小学生時代はスーパーカーブーム。大学生から社会人になる就職時はいわゆるバブル時代。100%前向きな、いい時を知る、気持ちだけは永遠の少年。楽しい事をひたすら追い求め、人生を旅している。 19歳からモータースポーツにのめり込み始め、学生の時からジムカーナに参戦。その後、ラリーのナビゲータに転向。ある時期ラリーが仕事になり、パリダカールラリーやWRCにメカニックとして参加。その後クルマ=商品の企画開発が仕事となり、趣味と実益を兼ねて、自らクルマをいじりながら走りながら、企画屋として邁進ちゅう。


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