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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

30年ぶりにミニ四駆を組み立てレースに挑戦(1) #mini4wd

2018.04.21

ミニ四駆ジャパンカップ30周年!

今をさかのぼること30年とすこし前。空前の「ミニ四駆」ブームがありました。

月刊コロコロコミックに連載されていた徳田ザウルス先生作「ダッシュ四駆郎」が火付け役となり、またたく間に全国のこどもたちに伝播していきました。第一次ミニ四駆ブームの到来です。

全国津々浦々、各地の模型店や遊園地のイベントとしてミニ四駆レースが盛んに行われます。イリーガルな社外パーツも入り乱れて異常なまでの盛り上がりとなりました。

そんな中、タミヤが主催するミニ四駆の全国大会が開かれることとなりました。その名も「ミニ四駆 ジャパンカップ」。
時はまだ昭和の1988年のことです。

jcup_1988_02.jpg(写真提供:タミヤ)

憧れのメーカー公式大会でしたが、最寄りの会場でも遠かったため、旅費が出せない筆者少年は参加をすることができませんでした。


あれから30年、今年でミニ四駆ジャパンカップは30周年を迎えます。

そんな節目に、タミヤ主催のメディアミーティングとメディア対抗レースがあるとの事。同じタイミングで、のま編集長からの「ミニ四駆やってみませんか?」とのお誘いにふたつ返事で参加することにしました!

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タミヤさんから提供していただいたのがこちら、バロンビエント
筆者の想像するミニ四駆とは、1/10RCカーをモデル化したものや、マンガに登場するマシンをモデル化したものばかりと思っていましたが、こんなクラシカルで実車ライクなマシンもあるんですね。

ちなみに筆者が最後に組み立てたマシンは、確かアバンテJrだったと思う。

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開封。うん、ミニ四駆と言えばこの雰囲気ですね。でもなんか昔より部品点数多くなってませんか?

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メインとなるパーツ。シャシーを構成する部品は実質これだけしかありません。
リアバンパーは別体の様子ですが、その意図は?

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ボディはさすがタミヤと言った趣き。1/32スケールながら、幌の質感まで再現されています。
あくまで架空のマシンですが、本当に昔の映画に出てきていそうなスタイルです。

さっそく組み立てていきましょう~!

フロントモーターFM-Aシャーシの組み立て

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駆動系の組み込み。このへんのギア構成は昔と全然変わらないですね。レーサーミニ四駆が登場当初からいかに完成度が高かったかを再確認します。今気づいたんですけどこのシャシー、モーターが前にある!

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今回のレースは「ノーマルモーター以外はチューンナップOK」ということで、ボールベアリングを投入します。チューンナップの基本ですね。

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このへんは普段遊んでいるRCカーの経験が生きました。

カウンターギアにもベアリングを取り付ける構造になっているので、念のためココにもボールベアリングを投入します。

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モーターは接点部とユニット化されていました。

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組み立てたモーターユニットはシャシー下部から装着。アンダーカバーを外せばギア周りをばらさずにモーターを着脱できる構造です。すごい進化!

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ひとまずシャシーは完成!

ローラーはプラスティックの標準から、オプションのベアリングローラーを取り付けました。


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ボディは黒で


つづいてボディを組み立てます。
プラモデルの腕は日本に来る前のディエゴさんの足元にも及ばないレベル。
あまり凝った塗装はできないので、単色塗りで雰囲気を出すために黒をチョイス。

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屋外での塗装は花粉がひどくてタイヘン......。

乾いたらステッカーを貼って完成です。

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お!? われながら、なかなか良い雰囲気では?

このマシンをたずさえて、タミヤミニ四駆メディアミーティング&メディア対抗レースに参戦したいと思います!

(つづく)

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この記事を書いたライター

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RCカーウォッチャー

茂手木達也

趣味で電動ラジコンカーを嗜むかたわら、趣味が高じたゲーム機メンテナンス会社代表取締役兼現場作業員もこなす趣味100%人間。高専時代は自動車部。クルマ、バイク、鉄道、飛行機と車輪のついたものはたいてい好物なアラフォー少年。小学4年生からラジコンを始めるも、空白の20年があり実質出戻り8年目。「ラジコンの腕前はド下手でも情熱だけは誰にも負けない」とのこと


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