2017-2018年版 寒い冬のオートバイ用防寒装備選び
2017.12.08寒い冬となるとこの記事が人気となります。
そうだ、大型二輪に乗ろう(8) 寒い冬のアンダーウェア選び【ワンダードライビング】
あれから3年がたったので最新状況にアップデートしたいと思います。
2017年度版 オートバイ防寒装備
服装
上
・下着(普通の半袖Tシャツ綿100%)
・ヒートテック極暖 長袖タートルネック
・バッテリー直結 電熱インナージャケット
・胸部プロテクター(HYOD)
・アウタージャケット(HYOD)
下
・ふつうの靴下(綿70~100%)
・ヒートテック極暖 タイツ
・アウターパンツ(HYOD)
・ライディングブーツ(ヤマハタイチ 006 DRYマスターシューズ)
手
・冬用グローブ(ラフ&ロード)薄手
・ハンドルガード
・グリップヒーターON頭・首
・Kabutoヘルメット Kazami
・3way フェイスマスク・ネックウォーマー(厚手)
・薄手インナーキャップ体格
・身長171cm
・体重 63kg
・体脂肪率 20%走行状況
・一般道60km/h程度、高速道路 100km/h前後
防寒の組み立て方
冬にバイクに乗るときの防寒装備、防寒対策の基本は以下です。
・防風
・保温
・吸湿
この3年間で様々な組み合わせを試してきましたが、今年は落ち着いて、なるべく着ぶくれしないようにシンプルな構成にしました。
防風面でいうとアウタージャケット、アウターパンツが活躍しますが、特に今年導入した3wayのフェイスマスク・ネックウォーマーは顎までぴったりかくせて首回りの防寒がバッチリでした。問題はちょっと厚手だったので、夏につかっていたインナーキャップをそのまま愛用しています。
もっと寒い場合は薄手のフェイスマスク(目抜き帽)を被れば頬に当たる冷たい風もシャットアウト可能。ただ現状、ヘルメット(Kazami)の顎まわりの防寒がしっかりしているのでそこまで必要なさそうでした。
冬用の厚手グローブも持っているのですが、フィット感が少なく、ちょっとクラッチ操作やアクセル操作がしにくいことと、逆に手汗をかいてしまうことがあったので薄手の冬用グローブをつかっています。これは夏用と同じく手のひらが革なので、フィット感もよく、操作がしやすくグリップヒーターの熱も伝わりやすいので、かえって温かく感じられます。
上半身が温かいと下半身はあまり寒く感じません。
ライディングブーツもしっかりしているので普通の靴下(薄手)でも大丈夫。多少寒くなったら厚手靴下に切り替えればOKで、ヒートテック極暖タイツとの組み合わせで防風・保温は十分という印象です。
保温面でいうとやはり大きいのは電熱インナージャケット。これがなければ外気温5度~7度で、高速巡航はできませんね。
(上記商品は私が使っているものとは異なります)
バッテリー式もありますが、やはり12Vバッテリー直結ものでないとパワーに不安があります。バッテリー切れも心配ですし。
今後:インナーダウンの活用
ある程度定番の組み合わせはできましたが、今後のテーマとして活用したいのが薄手のインナーダウン。
ダウンは羽を広げることで空気を取り込み断熱効果を高め、さらに発熱効果もあるということ。濡れると逆に羽がしぼんでしまうので、インナージャケットとして活用するのがいいそうです。
ダウンジャケット、たくさん服を着こんだ上に着てませんか? | アウトドア流防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』 | リスク対策.com(リスク対策ドットコム) | 新建新聞社
電熱インナージャケットの上、アウタージャケットの下にインナーダウンを着込むと、さらに電熱インナージャケットの発熱効果が高まるのではないかと考えています。
これは来年 2018年に試してみたいですね。
冬こそツーリングの季節。防寒装備をばっちり決めて、暖かい日差しを浴びながら海岸線をライディングしたいです。