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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

ニスモドライビングアカデミー参加レポート(3)サーキット走行体験 #nissanjp #nismo

2017.07.06

ニスモドライビングアカデミー参加レポート(2)レーシングドライバーの的確なアドバイス #nissanjp #nismo【ワンダードライビング】 のつづき。

午後はサーキット走行

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お昼休みに昼食をとり、そのまま座学。

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サーキットで基本、旗について学びます。今回は先導走行で単独でのフリー走行ではないので使われることは(ほぼ)ありませんが、基礎中の基礎なので覚えておきましょう。

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今回走行するのはSUGO 西コース。カート用のテクニカルなコースですが、普通車も走れる全長約1000mのミニサーキット。

タイトコーナーが連続するコースは午前ならった急制動、定常円旋回、そしてJターンの技術を活かすには格好の場所です。

同乗走行


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さあいきなりコースイン!・・・

というわけではなく、まずはレーシングドライバーの運転での模範走行、そして助手席での同乗走行から。ここでコースインの仕方やラインどり、目線など気を付けるポイントを教わります。

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車両はノートNISMO-S、Z NISMO、GT-R NISMOでコースイン。「ゆっくり走りますよ~」とかいう割にかなり踏んでて、GT-Rなんてもうド迫力でしたね。それとあんなタイトコーナーでも曲がることにびっくり。

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同乗走行の後は先導走行、レーシングドライバーの車両についてカルガモのようにぴったり後をついて走ります。

これを2セット。1回目はゆっくりで、2回目は多少スピードレンジをあげていきます。

3グループに分かれているので、他のグループの走行のときは見学したり、他の参加者との交流も可能。

では実際の同乗走行の様子、そして先導走行の様子を動画でどうぞ。

藤井選手の運転する車両はノート NISMO-S。e-Power NISMOよりもスパルタンな設定で、タイヤはワンサイズ上の17インチ、ブリヂストン「ポテンザ」を装着します。そのためタイトターンでのグリップ力が高く、さらに競技車っぽい鋭い回頭性を見せていました。

そして藤井選手の運転がウルトラスムース。特にステアリングを一発で決めて複数のコーナーを修正舵なしで回っていくところは真似できそうで、全然できる気がしません。

この秘訣は目線を1つ先、2つ先のコーナーに向けること、より遠くをみることで安定したハンドル操作が可能になるそうです。

これを意識しながら実際の先導走行へ。先導車は星野選手の Z NISMO。

なるべくベタづけしてラインをトレースするように走ってみました。星野選手もウルトラスムースで、ブレーキポイントではランプをつけることで教えてくれます。

楽しくとてもタメになったドライビングレッスンはこれで終了。

でもお楽しみがこのあともありました。

SUGO本コース体験走行

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それはSUGOの本コースを実際に走れるというもの。もちろん先導ありのカルガモ走行ですが、ドライビングレッスンを受けたあとだとコーナーの走り方、ライン取りなど参考になりまくりです。しかも憧れのGTカーも走るコースとなると、これまた興奮度も高まります。

2017 AUTOBACS SUPER GT Rd.4 SUGO GT 300Km RACE|観戦レース|スポーツランドSUGO

そしてコース上で記念撮影。

修了式

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そして最後に修了式、修了証をいただき、講師と握手。デザインされていて、講師のサイン入り。かっこいいしこういうものはやはり記念になりますね。額に入れて飾っておきたいです。

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最後に仙台で牛タンをたべて締め。

旅がてらドライビングレッスンをうけるのもありですね。

まとめ

朝9時から夕方5時までみっちりな内容。最初は初歩的すぎるかな、とも思いましたがやはり基礎、型は大事。ポイントをついた的確な指導で、確実に自分のクセを矯正できます。

ドライビングシミュレータ「グランツーリスモ(GT)」でもこのようなレッスンがありますが、それのリアル版といったところ。ゲームではタイムだけをKPIにしてクリアしていきますが、このリアルなGTではいっさいタイムをみないところが特徴。それよりも操作、車の動かし方にフォーカスして、タイムではない走る楽しみ、操作する喜びを最大化しています。

また今回つかったNOTE e-Power NISMOがその操作に対して素直に反応する、素性のいい車だったことも特筆すべき点。

よくありがちなのは我流で適当なアフターパーツをつけて、ただ乗り心地が悪くなったり、ボーボーうるさいだけの乗りにくい自称「チューンナップ」、実際にはチューンダウンしたチューニングカーをただ無理やりアクセルあけて、ハンドルをこじって、モータースポーツ気分になるということがありますけど、その対極。NISMOがきちんと仕上げたバランスのよい、まさに「調律」という名にふさわしいチューニングカーはスポーツドライビングに相応しいですね。

正直、ヨーロッパ車でしかこういうのはないと思っていましたけど、日本車でここまで仕上げてくるというのは、ホンダtype Rシリーズ以来の衝撃でした。

日産のスポーツカー、NISMOグレードに乗っている人にはぜひ受けてほしいニスモドライビングアカデミーでした。間違いなく上手になれます!オススメです。


この記事を書いたライター

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のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


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