2017モータースポーツファン感謝デー(4)ARTAオールスター #鈴鹿ファン感
2017.03.05ARTA活動20周年となる本年を記念し、ARTAのGT車両をデモラン。
「みんな青年だったのが、おじさんになっちゃってびっくりするよね」
38歳でARTAを立ち上げた亜久里氏。全員その時よりも年上になってしまっていたと懐古します。
鈴木氏「オートバックスさんとつきあって20年ということは、どんだけオートバックスの金を使ったんだということ。みんなオートバックスで何か買ってね!」
鈴木氏「日本のレース界を牽引する名ドライバーを輩出したのでいい仕事ができたと思う」
脇坂氏「(亜久里さんへ)失敗したら怒ってくれ、といっても怒らない。ただ口をきいてくれない。優秀なお前はプロとしてお金を払っている、プロを指導する必要はないから自分で考えて走れ」
伊藤氏「さんざんなレースをしてしまったことがあり、その時はさすがに怒ってました。結果的にはチャンピオンもとれた」
土屋氏「(亜久里氏は)命の恩人! 俺が国さんに捨てられたのを拾ってくれた!(しーーーっ)」
えーっと、現場に国光さんいらっしゃいますけど、さすがの盛り上げ力です。
鈴木氏「カート合宿をしてたときにカートに乗っていた少年が今はドライバーになっているね」
その少年のうちの一人、野尻選手がNSX-GTのデモランドライバーを務めます。
その後、誰がいくら使ったかとだんだん生々しい話になり、そうこうしているうちにデモランの準備完了。
デモランはフルコースで実施。
まず高木選手のBMW M6 GT3が先行スタート、ですがエンジンがかからず少しディレイ。10秒ハンディで追い上げる野尻選手 NSX-GTはいきなりフライング! ところがエンストしかけて前に進みません。どちらも心配なスタートでした。
しかしその後は本領発揮、シケインであっという間にNSX-GTがBMW M6 GT3に追いつき、最終コーナーで一気に抜き去りハンデをものともせず貫禄をみせつけました。
21年目となる今年、応援もよろしくお願いします、と亜久里氏が締めました。
(all photo by k.kariya)