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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

2017年シーズン開幕の前に、DRESS-FORMATION今年は、コペンセロで参戦!(その2)

2017.03.17

2017年走る前の準備

シーズンオフは、足回りも街乗り+スポーツ走行を楽しむ仕様で、気楽に流しておりましたが、シーズンインを控え、車両も本気モードに!

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写真に写っているのは純正のビルシュタインサスペンション=普段乗り用です。具体的に交換するのは

 ・足回り :ショックアブソーバとスプリング
 ・ブレーキ:ブレーキパッドとブレーキローター

を参戦用(ジムカーナ用)に交換します。

私が使用している参戦用は、日本語に直訳すると「猫歩き」

HALF WAY|コペン CATWALK Type-R

私のコペンの足を支えて頂いて、とてもお世話になっています!

純正ビルシュタインサスペンションでも十分にジムカーナ走行をこなせますが、参加しているATクラスの車両規則上、タイヤサイズの選択肢が広い為、より競争力の高いサスペンションを使用しております。

そして、足回りを交換したならば、アライメントを再確認するのがベターです。ステアリングセンターを保ちつつ、トーインなのかトーアウトなのか、微妙な調整を致します。ちょこっとコツを掴めば、自分で出来る様になります。

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もうひとつ、走り出す前に忘れちゃいけないのは、減衰力調整式のショックアブソーバならば、4輪の減衰力をちゃんと確認しておく事ですね。

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これは基本中の基本。


後は、エンジンオイル、ブレーキオイル、冷却水等々、基本的な点検を済ませます。

おっと、見落としがちなミッションオイルも・・・

私のコペンはCVTなので、CVTフルードをエンジンオイル同様新品に交換。ATS製のカーボンLSDもCVTフルードに漬かっていますので、状態はコマめにチェックです。そうしないと、CVTベルト滑りにつながってしまいます。
ここは抜かりなく。

DRESS-FORMATINしましたので、リヤフェンダーも交換されています。

「D-SPORT」ロゴも無くなってしまいましたので、そこも参戦に向けてちゃんと貼り直しですね。


左側は御覧の通り、リヤフェンダー(除く給油口)もトランクフードも交換されてますので、D-SPORTステッカーも無くなってしまいました。

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こちらが外したリヤフェンダー(笑)

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走るために、身の回りも準備

JAFやJMRC主催のイベントに参加する為に、身の回りで準備する事。それは自分自身が身に着ける

 ・ヘルメット
 ・レーシンググローブ
 ・レーシングスーツ(つなぎ)
 ・レーシングシューズ

を準備する事です。毎年参加している人ならば、それを使い続ければ良いのですが、特にヘルメットは「製造後「10年」を経過したものを使用してはならない。」という決まりがあるので、そこをチェックしておく必要があります。


ヘルメットに関する指導要綱

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何しろお父さんのサンデースポーツ気軽にジムカーナであっても、JAFに関連したイベントは、広義に捉えれば、F1やWRCに代表されるFIAの裾野に属しますので、規則があります。

ご参考までに、参加車両に関する規則もちゃんとあります。

JAF|国内競技車両規則2017年 第3編 スピード車両規定

えぇぇ~そんなの分からない!どうしたら良いんだ!? という場合は参戦している人に聞くとか、ジムカーナが得意なショップに相談するのが近道です。

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最後に「ライセンス(B級ライセンス以上)」の更新もお忘れなきように!

(2017年のライセンスは、本ライセンスが来るまでの仮ライセンスです)

もし、JAFのイベントに参加するのはこんなにも大変なのか!と思ってしまった方がいらっしゃったら・・・ご安心下さい。

ジムカーナが得意なショップ(=ちゃんとJAFの決まりも熟知している)が集まって開催してくれていますイベントがあります。初心者向けで、細かい車両規則も無く、ライセンスも不要なイベント「G6ジムカーナ」です。
こちらから始めて見るというのも手です。

G6ジムカーナシリーズ もっと気軽に楽しくジムカーナ!!


さて、これで出場準備が整いましたので、いよいよ参戦です!


(つづく)


この記事を書いたライター

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いじって走れる企画屋

とのむらゆういち

小学生時代はスーパーカーブーム。大学生から社会人になる就職時はいわゆるバブル時代。100%前向きな、いい時を知る、気持ちだけは永遠の少年。楽しい事をひたすら追い求め、人生を旅している。 19歳からモータースポーツにのめり込み始め、学生の時からジムカーナに参戦。その後、ラリーのナビゲータに転向。ある時期ラリーが仕事になり、パリダカールラリーやWRCにメカニックとして参加。その後クルマ=商品の企画開発が仕事となり、趣味と実益を兼ねて、自らクルマをいじりながら走りながら、企画屋として邁進ちゅう。


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