#名車シティ再生（48）　フロアカーペット装着

2017.02.05

冬は寒く、夏は暑い。

このシティはもともと競技車だったため、フロアカーペットが除去されていました。しかしいかんせん単なる鉄板、夏は照り返しの熱で熱せられ、冬は放熱板として室内の熱を奪っていきます。さすがにこれは街乗りには不向き、ということでちょうどフロアカーペットがヤフオクで入手できたので装着しました。

まずはシートを取り外します。

断熱・防音処理

フロアカーペット自体が絨毯の役目をするので断熱・防音効果があるのですが、今回さらにその効果を高めるために3Mシンサレート（白）と振動を抑える効果のあるレジェトレックス制振シートを貼り付けることとしました。

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レジェトレックス制振シートは5cm x 10cm角くらいに切り分け、適当な間隔でフロアに貼り付けます。

制振シートはかなり重めなので固有振動数を変化させ、定常波を消す効果がありそうです。

3Mシンサレートをその上から載せ、アルミガラスクロステープで軽く固定します。

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フロアカーペット装着

このカーペットをつけるには内装をさらに分解する必要があったため、サイドシル、リアシートなどを取り外します。

フロアカーペットを合わせていきます。

サイドシルは配線等のカバーがあるのですが、カーペットを固定するためにタッカーをつかって打ち込みます。

カーペット装着完了。リアシートを戻し、シートベルトなどを取り付けていきます。

最後にシートを取り付け完了。

作業タイムラプス動画

結果的にあしかけ３日くらいかかってしまいました。

効果のほどは？

もともとあまりに五月蠅いのが気になり静粛性アップのために入れたのですが、実際にはほとんど騒音は変わらず。路面からの走行音は多少遮断されたのかもしれませんが、ワンオフマフラーの排気音と強化エンジンマウントの振動によるノイズが大きいため体感的には変化なし。

一方で絶大な効果を発揮したのが断熱性。

いままでむき出しの鉄板で冷たかったのが、カーペットはあたたか。暖房効率もよくなり、少しヒーターをかけると止めてしまえるほど。

夏の冷房があまり効かなかったのはやはりこのむき出しの鉄板フロアのせいだったのかもしれませんね。夏も期待です。ただしこの前後にエアコンが効かなくなってしまったので、要修理ですね。