レッドブル・エアレース千葉をボートから観戦する方法 【2016年版】
2016.06.08昨年に引き続き、今年もレッドブル・エアレースが千葉は幕張海浜にて開催。今回もワンドラではボートから観戦したので、その模様をお届けします。
⇒ 2015年版・撮影について レッドブル・エアレース千葉をボートから観戦・撮影する方法【ワンダードライビング】
ボート
今回はこちらのモーターボートに同乗させていただきました。ありがとうございます!
乗員はオーナーを含めて5名。定員より少ないですが、動きやすさ、撮影しやすさを考えると適度とか。
ルート(航跡)
横浜ベイサイドマリーナからの出港。
Date: 2016/06/05 10:30 am
Distance: 94.0 kilometers
Elapsed Time: 7:44:35
Avg Speed: 12.1 km/h
Max Speed: 37.7 km/h
Avg Pace: 4' 56" per km
往復で約94km、平均速度が30km/h程度だったので、片道の行程は約1時間30分ほどかかった計算です。
10:00AM集合、10:30に出港し、まずはガソリン給油。
11:00AMにベイサイドマリーナを出て、会場付近に到着したのは本番がスタートする直前1:00PM間際でした。
帰りは4:30PM頃出発、6:00PM過ぎに到着。滞在時間が長く、ボートにトイレは必須です。
アンカリングに四苦八苦
到着後時間もないため、会場近くについたらすぐにアンカリングのために船の合間を縫ってポジショニングします。
最初は比較的遠目に陣取ったのですが、どうもアンカーが効いていません。そのままズルズルと風に流されてコースの方へとジリジリと進みます。
アンカーを打ち直したところ、ようやくアンカーが効いてバッチリとまりました。場所的には警戒船から2列目くらいになり、場所的にも最高。怪我の功名というものですね。
レースの模様
海上はチケット販売も、放送もありません。ただただ空を飛行機が飛ぶだけ。そのため情報はライブストリーミング放送頼み。
ところがこのライブ放送、全然ライブではなく、60秒ほどのディレイがありました。そのためゴールラインをきってからライブ放送ではスタート直後になっているということで、なかなか臨場感は沸きません。とはいえいいタイムが出せたかどうかは、ゴール後の喜びのキリモミ飛行でだいたい分かります。
ライブストリーミングの方はリプレイ的に見返して、タイム差や結果をみて盛り上がることができました。
アクロバット飛行動画
エアレースではレースだけではなく、途中にハーフタイム的にデモンストレーションが行われました。こちらはアクロバット飛行。
このほかにモーターパラグライダーによるアクロバットもあり、水上すれすれの飛行を見せてくれました。
室屋選手のFINAL
ゴール後にキリモミ飛行をしたので、すぐにいいタイムを出せたことがわかりました。
結果的にはこのタイムは破られることなく、優勝! 日本人初、ここ日本での優勝に感動しました!
ジェット救難艇
警戒船とともにコース上に船が入らないように見張っていたのが、3月にリリースされたばかりのヤマハ発動機・ジェット救難艇RE1800。
千葉市に納入されたことは知っていたのですが、まさかここで使われるとは! ジェット推進なので落水者を巻き込むことなく、またゴムボートなので接舷も自由自在。まさにこういった場所で活躍できますね。
マリンジェットとボートの技術を融合した救難艇 ジェット救難艇 「RE1800」 新発売 - 広報発表資料 | ヤマハ発動機株式会社 企業情報
番外編
実はアンカリング中にフェンダーを落としてしまったのですが、警戒船が拾って保護してくれていました。レース後に警戒船に近づき、回収。ありがとうございました!
夕焼け
レースも素晴らしかったのですが、前日の強風や午前の大雨を一掃するほどの青空と綺麗な夕焼け空。
これだから船はいいですね。
順光で写真を撮るのにもいい海上からの観戦。多くの船がベイサイドマリーナからエアレースを見に行ったということで、毎年恒例となりそうですね。
【Amazon】サムライパイロット・室屋義秀 ~エアレース2015~ [DVD]
【Amazon】Red Bull AIR RACE 2015 千葉 ロヴィニ [DVD]