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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

コペンATでジムカーナに挑戦:2016 近畿ジムカーナ ミドルシリーズ 第1戦 参戦レポート(1)

2016.03.11

モータースポーツ、というと敷居が高く感じられますが、その中でも安全、かつ お小遣いの範囲で楽しめるものもあります。それがジムカーナ。 今回、そのジムカーナ競技にダイハツ・コペンで参戦しているとのむらさんの参戦レポートの連載を開始します。

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コペンでジムカーナを走る理由

もともとコペンは誰もがニコニコしながらオープンエアーを楽しむクルマなので、サーキットを走行したり、目をつり上げて、歯を食いしばり、タイムを削るクルマではありません。自動車の市場的に言うと、スポーツカーの入り口に位置するクルマなのです。

コペンは電動ハードトップオープンを備えていて、

スイッチひとつで、日常と非日常を切り替えられる

のが最大の特長です。先代コペンはこの機能を軽の世界に持込んだのが評価されて、多くの方々に受け入れられたのですね。

新しいコペンはこの切り替えに加えて、ボデーを着せ替えられる様になりました。多種多様な価値観がある中で、色やカタチ、世代や性別を超えてクルマを共有できる、もうひとつの新しい切り替えが織り込まれています。

それを実現する為に開発されたのがD-FRAMEという骨格だけで走れてしまう構造。その上に成り立つのが着せ替え、いわゆるDRESS-ORMATIONというもの。

誰もがニコニコしながらオープンエアーを楽しむ為には、誰が運転しても安心して走行出来る性能が必要なのです。誰の運転をも受け入れ、安定して走れる「懐深さ」その性能がD-FRAMEにはあります。

その懐深さは、結果的には、そのままサーキットを走っても、何ら問題無いレベル、サーキットでですらニコニコしながら走れてしまうレベルになって居ます。

その懐深さを持つスポーツカーの入り口に位置するクルマで、モータースポーツの入り口に位置し、とても参加し易いスラローム競技であるジムカーナに、普通のお父さんがサンデードライバーとして参加し、クルマを使った楽しみ発信の為に、私は走って居ます。

って、カッコ良く言うと聞こえは良いですが・・・大学生の頃から、かれこれ30年近く走り続けて居ますので、走る事がカラダに染み付いてしまっているというのが正直なところでしょうか・・・止められない、止まらないのです(笑)

AT限定免許でも楽しめる♪

世の中のクルマ、95%以上がAT免許で運転出来るクルマという事実。自動車学校に行ったら、当たり前の様に「AT免許から」と勧められる現実。それなのに、あぁそれなのに、世の走り屋さん達のほとんどがMT車に乗っているというのもまたこれ事実。そりゃ、段々と世の中の端っこに追いやられる訳ですよね、クルマを走らせる事自体を楽しむコトって

そういう我が家も例外では無く、奥様はAT免許。ゆえに、ファミリーカーも言わずもがなATで運転出来る車両。僕が新しいコペン買う!と言ったら、私も運転したい!という事で大蔵省の了解を得るには~MT車じゃダメ!

ならば、それでも、目一杯楽しめる様に、ってAT車こそが当たり前の様に走っている今日、それで楽しまなきゃどうするという考え方に改めました。

クルマ離れが叫ばれる中、競技人口が右肩下がり傾向にあるジムカーナにも「ATクラス」なるものが設定されていますから、楽しむ舞台もある訳です

誰もが楽しめるクルマで、誰もが楽しめる程敷居の低い競技に参加して、楽しんでしまおうという訳です

おまけに、AT車というのは、本格的に改造している人が少ない、そもそも普段の足として使うから、そんなに改造しようとも思わない、つまり、イコールコンディションに近しい状況で走れるのです。


この記事を書いたライター

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いじって走れる企画屋

とのむらゆういち

小学生時代はスーパーカーブーム。大学生から社会人になる就職時はいわゆるバブル時代。100%前向きな、いい時を知る、気持ちだけは永遠の少年。楽しい事をひたすら追い求め、人生を旅している。 19歳からモータースポーツにのめり込み始め、学生の時からジムカーナに参戦。その後、ラリーのナビゲータに転向。ある時期ラリーが仕事になり、パリダカールラリーやWRCにメカニックとして参加。その後クルマ=商品の企画開発が仕事となり、趣味と実益を兼ねて、自らクルマをいじりながら走りながら、企画屋として邁進ちゅう。


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