#名車シティ再生 (9)無限CF-48 アルミホイールの準備
2016.01.28
オシャレは足下から。
現在装着しているアルミホイールはグレード CZ-iに標準装着された純正アルミホイール。組み合せるタイヤは155/65R13サイズのスタッドレスタイヤ。ドライグリップはもちろん、かなりすり減っているため雪上性能も余り見込めません。
ということで今回、ドライタイヤを投入するために新しく古いホイールを入手しました。
無限CF-48とは
CF-48とは1980年代、無限から発売されていたオリジナルアルミホイールで、その特徴的なデザインからオリジナリティと機能性を表現していたもの。
Civic Wonder SB3 Club » Katalog Mugen CF48
多数のフィンはヒートシンク効果により効率よくブレーキディスクの熱を逃がす効果をもち、なおかつ剛性にも寄与したそうです。一方で裏をみると筋彫りが多く、軽量化にも配慮。オプションのエアロカバーをつけるとさらに空力効果を高め、放熱効果も高められるという・・・簡単に言うと「よろしくメカドック」世代に刺さる謳い文句一杯の憧れのホイールというわけです。
組み合せる代表的な車種はEF系シビック、AS系CR-Xで、1990年前後にデビューしたGA2シティは逆に世代的には新しいほどですが、このデザインを懐かしく思う人も多いでしょう。
GA2シティに使われたホイール
ホンダ純正ホイール
ENKEI 1 SF4 350B
13/5J +35 PCD100 4H ハブ径:56mm
競技用のGA2シティがよく履いていたホイールはジムカーナではエンケイRC-T、スプリントハート、そしてFJ用のエンケイM18J +38、です。
とくにM18Jはワンピースで超軽量、勝つためにはこれが必須とまで言われたわけですが FJに参戦する限られた人しか購入できず、レース屋さんのコネがないと入手困難。
今回探してみたところ、M18Jは未だに高値で人気のほどが伺えます。さすが皆さん、わかっていらっしゃる。
無限CF-48、比較的数が出てたこともあってかいくつか出品があったこと、13インチは今となってはなかなか履ける車種がないことからかなりお手頃価格で入手できました。4本 16,500円。
もちろんシティへのマッチングもバッチリです。特にハブ径、56mmとピッタリでスタッドボルトだけでホイールを支えず負荷分散するので安全性や剛性にも寄与します。
ホイールクリンナップ
入手したホイールはそのままだとさすがに汚いので、洗うことにします。
使用したのは100円ショップで買ってきたブラシ。ブラシないとこんな凸凹、フィンだらけのホイールなんて洗ってられません!
シュアラスターのホイール用洗剤をつかってゴシゴシ。積年の汚れが浮きあがって来ました。
【Amazon】 Surluster(シュアラスター) ホイルクリーナー 400ml S-65
洗い流すとピカピカとまではいきませんが、「汚いホイール」から「古いホイール」にもどりました。
見て見ぬふりしようと思った裏も一応ブラシでこすってみました。出る出る黒い汚れ。
すごく汚ないホイールから、汚いホイールに戻りました。
4本洗って完了。写真でみるとそこそこ綺麗ですが、まだフィンの端っこに汚れが残っています。とはいえ、まあみられるでしょう。
次回はこれに新品タイヤを組み合わせます。