歴史への理解とサバイバル力を高める父子旅 Day3 現存天守の松本城、雷雨の霧ヶ峰
2015.08.10ルート
・松本城 国宝 松本城 - 松本城をより楽しむ公式ホームページ
・ヴィーナスライン
・霧ヶ峰
走行距離 83km
キャンプ場
霧ヶ峰キャンプ場 霧ヶ峰キャンプ場 | お知らせ | 諏訪市
・費用:安い(2名、薪含めて約1000円)
・水場:テントサイトによる
・トイレ:古め。ドッポン式
・ゴミ:分別回収(持ちかえりでないので嬉しい)
・サイトへの車両乗り入れ:できない。駐車場は歩いて5分の場所で不便
・ロケーション:最高
・気温:涼しい~寒い
・混雑具合:かなり多いが、混雑はしないほど敷地が広い。同じときにとまった人他数十組(組)
・アクセス:フラットダート 50m程度
・注意点:天候変化が激しい。雷雨、豪雨に見舞われやすい
食事
温泉、お風呂
なし
(繁忙期以外、近くのホテルで日帰り湯利用が可能とのこと。そうでない場合は諏訪湖畔の温泉街など)
コメント
管理人がお休みしていたキャンプ場、出発間際にようやく会えて精算。管理小屋はレストランとなっていて、そばうち体験ができるなど、楽しい山遊びもできるので機会を改めて来てみたい。
山を越えて行ったのは松本は松本城。
現存天守をもつ城としては最古の城となるが、戦国時代の建築のために平城、天守閣も高くコンパクトにまとまった連結複合式。
6階建の天守は徒歩で登ることになる。当然バリアフリーなんてなし、現存天守ですから、国宝ですから。手つかずの戦国時代です。
中の展示は火縄銃についてが充実。歴史から構造、製法までありとあらゆる確度から火縄銃について解説してあり見ごたえがある。一方でこの城自体戦乱をくぐっていないためか、城主の話とかは出て来ない。
応接するために作られた月見櫓があることからも天下泰平、城下町の発展を見守ってきた様子がうかがえる。
再現された櫓、太鼓門は人が少ないがこちらもみどころ。
中では昭和25年に大修理された松本城の工事記録映像が流れており、食い入るように見る子供。基礎は昔は当然木を使っていたが、この大修理では同じ形状の鉄筋コンクリートに置き換え。腐食やひび割れなど耐久性が心配。
松本城からは一路霧ヶ峰目指し、ヴィーナスラインを走る。寄ろうと思っていた三峰茶屋がなんと15:00でクローズ、よれず。
そして雲行きはどんどん怪しくなり、霧ヶ峰キャンプ場についたとたんにポツポツと。屋根をクローズし、受付にいったらザーザーぶりへ。
多くのキャンパーたちがワンボックスやミニバンから雨の中、大量の荷物を出して、濡れながら設営するのに対し、我々は軒先でUNOをやって雨がやむのをまつ。こういうのはだいたい30~45分であがるからで、実際その予測通りとなった。
台車をつかい、荷物搬入。荷物がそもそも少ないのでこういう時も楽である。
設営も手慣れたもので10分くらいで完了。しかし。。。
設営後しばらくしてまたもや雷雨・豪雨が。今度はテントに避難し、宿題をやったり、たまっていた仕事をやって雨がやむのをまつ。ちなみにSoftbank4G回線がつながり、快適ネット環境。
雨がやむと綺麗な夕日が広がる。しかし遠くでは雷鳴が聞こえる、この天気もいつまでもつか分からない。すぐさま夕食の準備。
夕食をたべて、食器をかたずけようかという時に、風がびゅう、と吹いてきた。これは嵐の予兆である。食器を洗えるか、すぐさまテント退避か?
悩んでいる時間はなく、食器を洗うように指示したが洗い場にいったときにポツポツきた。
「即時撤収!」
子供に撤収指示、自分もキッチンまわりを片付けて雨対策。
ポツポツポツ・・・
大粒の雨が落ちてきて、すぐさまテントに滑りこむ。フライのチャックを下げた瞬間、
ザーーーーーーーー!
本日3度めの豪雨、雷雨到来。
そのタイミングのよさに子供感激。父である私(雨男)による雨の予測精度の高さに下を巻く。
食後のビールはテントの中で。
テントの中でUNOやって、この日は酔っ払って8pmには就寝。
教訓
・霧ヶ峰は霧だけではなく、雷雨が多い。
・1日に何度も雷雨がくる
・雨が降ると行動できなくなるため、タープ必須
・風雨、水の跳ねあげが凄いのでタープはなるべく地面近くまで下ろす