GoPro4 Silverと Session。どっちを買えばいいの? 自腹レビュー
2015.08.02GoProの新しいカメラ、GoPro4 Sessionが発売になりました。発売日にゲットし、色々と使ってみてだいたい分かってきたので、特徴と長所・短所をとりあげてみたいと思います。
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結論
お急ぎの方のために、結論を先に。
・防水で使いたい人は Session(写真左)
・ネイキッドで使う人は Silver(写真右)
以上。
SilverとSessionの大きさの違い
Session本体は Silverの防水ハウジングとちょうど奥行きが一緒で、レンズ部分の大きさに相当。
実際には Sessionでもネイキッドマウントを使うので一回り大きくなり、その差は縮まります。
Sessionはそれ自体で防水性能を持ちますので、防水が必要な環境ではSessionが有利。
マイクの問題
実はSilverを防水ハウジングに入れて使うと大きな問題があります。それはマイクが隠れてしまうために音を拾いにくくなるという点。
これを回避するために穴があいたバックパックを用意しているんですね。またネイキッドマウントであればマイクの問題はありません。
Silverにネイキッドマウントを使うとSessionとSilverのサイズ、重量の差が縮まります。この場合、画質やフレームレート、またマイクの音質の面からSilverの方が高性能。さらに画角が確認できるタッチ液晶は便利。
実際の動画比較
GoPro4 Sessionを使用、テープでラジコンに直付け
前半:GoPro4 Silver ネイキッドマウント
後半:GoPro4 Session ネイキッドマウント(6:08付近より)
Sessionの方が多少くぐもった感じとなり、音質の差が分かると思います。
GoPro4 Silver 防水ハウジング使用
雨模様のレースだったため、防水ハウジング使用。叫び声は入りますが、基本的に水中にいるかのような音の伝わり方で、振動は入りますが声は入りにくいです。
Sessionはエクストリーム撮影に便利
本体だけで防水性能をもつSessionは使い勝手もよく、ボタンを押すだけで電源ON+動画撮影が可能。もう1回ボタンを押せば撮影停止+電源OFFとなります。しかも上下さかさまの撮影の場合は設定を調整しなければなりません。
これまでのGoProでは、
・電源ON
・設定へ(複数回押す、またはメニューを開く)
・上下反転設定
・録画スタート
・録画停止
・電源OFF
という手順が必要でした。
ところがSessionでは上下反転は気にすることなく、
・電源ON+録画スタート
・録画停止+電源OFF
でOK。詳細の設定はWiFiをONにしてスマホで行う必要がありますが、それもsetupボタンを2回押してWiFiをONにすれば従来のGoPro同様簡単にできます。
以上、GoPro4 Sessionを実際に使用してのレビューでした。
最終的には
GoProは複数あってナンボなので、選ぶというよりも増やすとなにかと便利です。