第54回静岡ホビーショーレポート~RC編その1
2015.05.16本格的RCシーズン到来。みなさまいかがお過ごしですか?
現在絶賛開催中の日本最大の模型見本市、第54回静岡ホビーショーに行ってまいりました。
RCウォッチャーとして、会場で見つけた気になるRCモデルをご紹介します。
まずはタミヤ。
【ライトニングフォース】
新しいジャンルの組み立て完成済みフルセット。シャーシはバギータイプでSU-01のシャーシ名が与えられています。
これまでの○○分の1というスケールとは一線を画し、ミニ四駆と1/10RCの中間の位置づけ。4輪独立懸架の足回り、370型モーターをリアエンドに配し、駆動電源は単三乾電池4本。受信機とスピードコントローラーの一体型ユニットで省スペースと簡素化を図り、ステアリングサーボは汎用の1/10スケール用が使用できるとのこと。リアタイヤも現行Mシャーシのものがそのまま使用可能で、好みのカスタムやチューンナップも可能。
7月発売予定、14800円。
【TRF102】
タミヤRC純レース部門、TRFから新作フォーミュラの登場。
公開前から一部で話題になっていたリアのサス機構は前後方向はヒンジ、ロール方向はボールを中心に、厚み違いが2枚付属するTバーとモノロールダンパーで制御する方式に。
さらにバッテリーをアッパーデッキから吊り下げて搭載する方式に変更するなど、シャーシロールを積極的に取り入れ、ナローゴムタイヤ向けに最適のディメンジョンを追求したとのこと。シャーシは本当にしなやかにたわみます。
また、モーターマウントはハイトアダプター部に三日月型スペーサーを使用するタイプとなり、ついに103・104両サイズのタイヤに対応。
6/27頃発売、38800円。
【MF-01X】
Mサイズシャフトドライブ4WDシャーシの新作。
キットはホイールベース225mmのいわゆる「M寸」ですが、フレーム中心部のブロックを交換しオプションで用意される長さ違いのプロペラシャフトを使えばS寸L寸化も可能。
タイヤはツーリングサイズのラリーブロックタイヤ。ポリカ製ながら質感たっぷりのJB23型ジムニーを身にまとい登場。レース向けというよりは、オリジナルの塗装を施して休日に一緒におでかけしたい感じですね。
6/27頃発売、13800円。
【TRF211XM】
もうひとつTRFから。ハイエンド2WDバギーの発表。
メカのハイパワー化、コースの高グリップ化という昨今のレース事情に合わせ、モーターはミドシップマウント。ロワデッキには業界初の新素材樹脂を用い、成型方法も工夫しているとのこと。ギアボックスからデッキまわりへの構造変更で、特にリヤ周りは剛性が大幅アップ。
今年はIFMAR世界選手権が日本で開かれる事もあり、電動バギーにがぜん注目が集まります。
6/20ころ発売。66800円。
【RCバギー くまもんバージョン】
タンブリングブル使いだったくまもんが新車を手に入れました。
デューンバギーベースのボディに熊本特産品のオリジナルステッカーでドレスアップ。ステアリングまでくまもんマーク入り。
名車DT-02の豊富なオプションも使え、超速くまもんの再現もおもしろいかも。ロールケージ装備で、クラッシュしても前作よりは体のダメージが少ないですね。
6/20頃発売。9800円。
【ポルシェ911GT2レーシング】
世界中のプライベーター達に愛された911GT2が登場。
GT2規定いっぱいのオーバーフェンダーを忠実に再現。ウイング周りは別部品とのこと。ショートホイールベース&ワイドトレッドの再現のため白羽の矢が立ったシャーシはなんとTA02SW。TA02ユーザーの皆様、部品供給再開おめでとうございます。
6/27頃発売、17800円。
【日産GT-R LMローンチVer.】
久々にル・マン24時間レースに参戦すると話題の日産が発表した驚愕マシン日産GT-R LMをモデル化。
モチーフが最新だけに、想像を絶するタイトなスケジュールで販売にこぎつけたとのこと。
超ロングノーズボディを載せるためのシャーシはこちらも驚きのF103GT。1/10サイズDDツーリングとしても魅力の一台。7月発売予定、18000円。
まだまだ続きますよ!
※記事中のモデルは特記がない限り組み立てキットです。走行までに必要なRC装置、バッテリー、充電器、ボディ用塗料等は別途お買い求めいただく必要があります。また発売日、価格は予定のため変更される場合があります。