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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

タミヤフェア2014レポート(1) 新製品紹介篇 #mini4wd

2014.11.21

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長い長いジャパンカップもようやく終わり時は11月。
カーボン加工作業で窓を空けるのがそろそろしんどくなって来たミニ四駆ガチレース記事担当の藤井です。

そろそろ年末年始の足音が聞こえ初め、年末進行に背中を蹴られる仕事柄ミニ四駆はしばらく冬眠に入る季節です。
毎年この時期に開催されるミニ四駆のオータムカップはいつもなら参加を見送る所なのですが、よく公式戦の遠征に行くshuminovaのマスターが急用でキャンセルした岡山遠征のリベンジに乗り気だったり、我がチームDTのリーダー・Tがやけにやる気満々だったりしたため久しぶりに二日間ミニ四駆満喫コース静岡遠征の旅へ。

仲間のハーフアワー遅刻や胸の空くような渋滞といったハードなミッションを抜け会場であるツインメッセ静岡に到着したのは予定より1時間遅れの朝10時。
ジャパンカップなら回れ右して静岡観光にでも行く時間帯ですが、例年定員を越えないオータムカップなのでなんとかセーフ。

それでも会場はご覧の有様です。
全フロアの軽く1/3を占有するミニ四駆スペースに、今のタミヤにおけるミニ四駆の勢いを感じずにはいられません。


ツインメッセ静岡のホビーイベントといえば複数メーカーが新製品を紹介する静岡ホビーショーがありますが、このタミヤフェアはその名の通りタミヤ一社のみ。
ミニ四駆やラジコンといった作って遊べる製品を一同に集めタミヤ製品に触れて遊んで楽しんでもらおうというタミヤのファン感謝祭といった位置づけです。
小さなお子さんも熱中できる遊べるおもちゃも目白押しで親子共々一日満喫できること間違いなし。
入場もタダだしね!

ラジコンの世界大会が静かに進む中新製品の展示、掘り出し物で賑わうオフィシャルショップのある「観るフロア」である北館と、ミニ四駆を筆頭にタミヤ製品に触れて遊べる「遊ぶフロア」である南館の2フロアに別れたタミヤフェア会場。レースに向かってはやる気持ちを抑え、まずは新製品のチェックのため北館へ!

ライキリ

ジャパンカップ最終戦に一瞬だけシルエットが発表されていた2015年度の幕開けにあたる新車はアストラルスターを手がけた根津氏のミニ四駆第二弾、ライキリ。アストラルスターの雰囲気を継承しつつより実車間の増したボディ形状に、エッジに乗せた鮮やかなレッドラインがケレン味たっぷり。いい意味で厨二病をくすぐり最高にクールな佇まいです。仮面ライダー555の変身シークエンスよろしく、アストラルスターに赤い閃光が走り新しい装甲が発現したような...そんなイメージが脳裏をよぎりました。この赤いライン、アクリルに置き換えて光らせたい...!


マッシブに張り出した左右のフェンダーが圧巻のリヤ周り。ただでさえムキムキなのにさらにタイヤ周辺をオーバーフェンダーのようなディティールにしているデザインが、アストラルスターという市販車をレース仕様へモデファイしたかのような脳内シナリオの匂いを感じさせてくれます。オフセット量の異なる前後ホイールの特徴を生かし、ボディ全体を前に向かって自然にすぼめる事でリヤのたくましさと全体のスマートさも両立。このあたりの流れは前後フェンダー間が切れていたアストラルスターよりいっそうエレガントになったという印象。


ライキリの顔で目を引くのがこのヘッドライト&グリルの掘の深さ。一発抜きが前提のミニ四駆ボディはあまり抑揚のあるデザインは避けられる傾向にあるんですが、ライキリでは難しいデザインをパーツ分割を駆使し最少のパーツ構成で再現されています。
ミニ四駆のボディデザインはどちらかというと全体像を上から眺めた時のキャラクター性が重視されていてあらゆるディティールがほぼ上を向いているんですが、上から見えないところを作り込み低いところから眺めてもちゃんと存在感があるこのライキリによってミニ四駆はカーモデルとしてまた1つ階段を昇った印象を受けました。

走り偏重のレーサー的にはある意味ボディより話題になっているのがこの新型デザインのホイール。サイズは小径ローハイト。デザインももちろんですが精度と重量がどんなものなのか、現物を手に取る日が楽しみです。

バックブレーダークリヤーボディセット

フルカウルシリーズ最後のクリヤーボディだったバックブレーダークリヤーボディが満を持してリメイク。
バックブレーダーのクリヤーボディそのものを待ちこがれていた人はもちろん、このアイテムの登場により今や入手困難となっている古いクリヤーボディのリメイクの道が一気に開いた事へ喜んでいる人も多いのでは?
雄型に押し付けて作るクリヤーボディの特性上ダルくなりがちなエッジ&ディティールですが、材質が薄くなった事でかなりシャープになった印象で、塗装済み完成品は通常のプラボディと見まごう出来。
キャノピー後ろのプロペラのディティールとか、良いと思いません?


サバンナレオ ブラックスペシャルver2



社外デザイン繋がりなのか偶然か、なぜこのタイミングなのかちょっとわからないサバンナレオブラックスペシャルver2の再販品
個人的にはサバンナレオブラックスペシャルは無印の方も再販して欲しいですね。

ディオスパーダプレミアム

 

サイクロンマグナム、ハリケーンソニックに続きディオスパーダがARシャーシでプレミアム化。
レッツ&ゴーのマシンのプレミアム化もそろそろ佳境かな?

軽量19mmオールアルミベアリングローラー

 

そろそろ市販される軽量版のオールアルミベアリングローラー。
ただ軽いというだけではなく、穴を空けた事でベアリングにかかる圧力が減っているので回転も改善されているという優れもの。
穴の形が19mmプラリング付きアルミローラーと合わせても違和感が無いデザインならカンペキだったのですが、それは望み過ぎでしょうか。

スーパーハードローハイトタイヤ(イエロープリント)

 


使い勝手が良い事で人気の高いスーパーハードローハイトタイヤがプリントをイエローに変えて再登場。
スーパーハードは売り切れ必至の入手困難品なので、再販は嬉しいですね。

フルカウルミニ四駆20周年記念 小径ローハイトメッキホイール(グリーン、ゴールド)ミニ四駆ロゴステッカーセット パーツケースセット

 



フルカウルミニ四駆20周年記念として4種類のアイテムが登場。
まさか今更レッツ&ゴーのキャラクターがプリントされたステッカーセットが出るとは夢にも思っていませんでしたw

番外編:RCトラクター・くまモンバージョン

 

ミニ四駆以外の新製品で個人的に特に気になったものがこれ。
ミニ四駆で圧倒的な売り上げをたたき出したくまモンコラボのラジコン版。
うちの嫁さんがめっちゃ欲しがってましたが、確かにこれは秀逸なデザインだ...
これ、ワイルドミニ四駆で出ないかなぁ

(続く)

【Amazon】 ミニ四駆限定シリーズ ミニ四駆・くまモン バージョン 95068
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この記事を書いたライター

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イラストレーター

藤井アシオ

フリーのイラストレーター。デザイナーとしての業務も請け負う関係でチームDTのメンバーに所属中。元エンジニア出の設計中毒者で、模型歴28年を超える筋金入りのホビーマニアでもある。ミニ四駆歴も相当に長く、知識と技術をフル活用した精度の高いマシン作りが得意。


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