ミニ四駆ジャパンカップ2014ファイナル、熾烈を極めるメディアレースの行方は?(1) 準備編 #mini4wd
2014.10.21もうツライんです。老眼が...
40半ばも過ぎ、老化と戦う日々。特にヒドイのが視力の低下、遠くも見えない、近くはもっと見えないという状況で、大好きな手作業も億劫になりがち。ラジコンはともかく、ミニ四駆の小さなパーツは老眼鏡またはヘッドルーペなくしてはもはや組み立て不可能です。
まだだ、まだ終わらんよ!
生涯現役生活を目指す私たちにとって、そんなのはひとつのハードルに過ぎません。むしろカッコイイ老眼鏡に素敵なヘッドルーペはどこか、というギア選択を頑張ればいいだけとポジティブにとらえ、今回もミニ四駆製作に挑みます。
そして僕らは途方にくれる・・・
今回のコースはフジヤマチェンジャーを擁するスーパーグライドサーキット。
初登場時にチャレンジしたものの、見事にコースアウト...
ミニ四駆ジャパンカップ2014開幕:フジヤマチェンジャーの恐怖特集 #mini4wd【ワンダードライビング】
しかもフジヤマチェンジャーではなく、下りスロープのレーンチェンジにて。
スピードが出過ぎて、ジャンプしながら壁に着地、斜めになって止まってしまいフジヤマチェンジャーまでたどりつかなかったのです。
そのためフジヤマチェンジャーのデータ、経験はゼロ。どうするべきか、ミニ四駆を前に悩みます。
空力
悩んだ時にふとやってしまうのが空力セッティング。フロントが浮くのを抑えるため、ブラストアローのリアウィングをフロントにつけてどう変化するのかをテスト。
【フロントウィングなし】
【フロントウィングあり】
狙い通りフロントウィングによるダウンフォース発生。
風力は13m/sで、通常のミニ四駆の最高速度が6m/s程度なので倍、ダウンフォースは速度の二乗に比例するので実際にはこの 1/4程度のダウンフォースがかかると考えられます。
たとえ1gでも空中に浮いたときにフロントが前下がりになれば着地に有利、跳ねを抑えたり、スラスト角がアッパー状態で壁にぶつかるのを防ぐ効果が期待でき、ドラゴンバック後の着地などで有効と考えられます。
【仮完成図】
しかし実際にはもっと大事なセッティングがあるわけで...はあ、どうしたらいいんだろう。
仙川ドリム
個性的なマシンを作ることで知られている @ojaproさんに会いに、仙川ドリムさんが主催するレースを見学。オリジナルスライドダンパー(ピポッドダンパー)が非常に完成度が高く、真似して作りたい! 特に左右で独立して動き、セッティングを変更できるところに注目です。
えのもとサーキット
モニター中の3輪バイク、ヤマハ・トリシティを飛ばして次に向かったのは高尾「えのもとサーキット」。ミニ四駆の聖地として世界的にも有名、台湾をはじめとする外国からの来訪者も数多く、特にジャパンカップに合わせて来日したレーサーたちでこの週末は賑わっていました。
えのもとさん、いつもお変わりなくお元気そうで・・・ってちょっと見ないうちにスリム(奥行き方向に)になりましたか? そうですこれは実物大の立看板。記念撮影にピッタリです。
直前セッティング
フジヤマチェンジャーはありませんが、スーパーグライドサーキットを模して造られたミニコースを設定して実走テストを開始。
ハイパーダッシュ3モーターを投入、そしてすぐにフロントブレーキ破損。
オレンジ色に変更して走行、またもやフロントブレーキ破損・・・1走行ごとにコースアウト、破損という悪い流れに。ランニングコスト高過ぎです。
どぉすりゃいいんだよ~~~~~~
うろたえる大人、メディアレースは明日。
(つづく)
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