もっと自由な発想で! FabCafeでミニ四駆パーツを作ってみた #mini4wd
2014.08.19面白そうなイベントに誘われて行ってきました。それはFabCafeでミニ四駆。
最初この意味をあまり理解できてなかったので、ぽやんとお喋り&軽食していたのですが、その場にいたらだんだんと気付いてきました、新しい未来が開けていることを。
FabCafeでできること
Cafeとついているのでカフェなのですが、Fabとついているので工場でもあります。ここにあるのはレーザーカッターなどの工作機械、専用ソフトで色々な素材を自由に切りだしたり、名入れすることが可能。
今回のイベントではミニ四駆のパーツを作ろうということで、みんな様々なパーツ、ローラーやステーなどを作っていました。
切るパターンはソフトで自由に入力可能。基本的な図形はその場で、複雑なものはAIファイルやCADデータなど、閉空間になっているものであればカット可能。
予めテンプレートとして読み込んだデータを改変することも可能。今回はPDCさんのオリジナルステーの文字を WONDERDRIVINGにその場で変更してもらいました。
カット!カット!カット!
素材をセットし、慎重に高さ合わせ(焦点合わせ)をしてカットスタート。数分もすれば焼けたアクリルのにおいとともに出来上がりです。
実際に装着して走行
蛍光グリーンのアクリルで作ったフロントバンパーを装着しての走行。ノーマルのMAシャーシにノーマルモーターとベーシックな作りですが、ローラーは通常のものなのでなかなかの走り。レースでは優勝してしまいました。それもそうですね、皆さんだいたいローラーまでアクリルで自作してたから、でも中に620ベアリングを仕込むなど本格派もいましたし、いやはや、色々できるので凄い。
自由な発想でパーツが作れる
これまでパーツといえば基本的には買ってきて取り付ける、というのが主流。一歩進んで加工、パーツを素材として新しいパーツを作る、という流れでした。
今回の取り組みはCADやイラストレータなどを使いパーツを1から設計できるのです。
ローラーでいえば何ミリで自分の好きな径を作れるし、周辺が円ではなくギザギザでもOK。別に中心が中央になく、偏心していてもいいんです。すべてはデータ次第。
加工してできなくはないですが、加工技術も時間も必要。ところがこのFabであれば、数分待てば精度がキッチリでたパーツが誰にでも作ることができるんです。これは凄いことです。
オペレーターはカフェ店員
しかも機材を操作しているのが年端もいかぬお嬢さんたち。カフェ店員と兼ねているので、カワイイ感じなわけですよ、そんなお嬢さんたちがかき氷を作るのと同じ様にレーザーカッターを操作しているだなんて、未来きたこれ、という感じです。
このイベントはプレイベント、実際にどういうことができるか説明するよりもやってもらった方が速いということで行われたもの。
FabCafe主催 Fabミニ四駆カップ 2014来たれチャレンジャー!最速を自分の手で作り出せ。FabCafeは3Dプリンターやレーザーカッターなどデジタル工作機械を使ったミニ四駆カスタマイズレースFABミニ四駆カップを開催します! カーデザイナー根津孝太さん(Znug design)、プロダクトデザイナーやまざきたかゆきさん(元ホンダバイクデザイナー)、山中裕介さん(趣味を楽しむカフェShuminova)全面協力いただき、FABxミニ四駆から生まれる無限の可能性を秘めた自分の手で作り上げる最速マシンで競うレースです。
・8月31日 本番 柏の葉のKOILでの実施
場所は渋谷ではなく柏 KOIL(千葉県柏市若柴178 番地4 柏の葉キャンパス148 街区2 ショップ&オフィス棟6階)ということなので、お間違えのないように。
ぜひこの未来感、手作りできる感を試して下さい。
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かっこいいベースマシンは必要です。