マツダ アテンザがフルモデルチェンジ!~ラジコンカーの話~
2013.12.25ラジコンカーのカテゴリーのひとつである1/10電動オンロードカー。
その中でも最もスピードの速い「ツーリングカー」と呼ばれるクルマには、
「実車の1/10でセダンタイプのボディじゃないとダメよ」
という規定があるものの、走行性能のためスケール感を無視したデフォルメがある程度(かなりの程度?)許容されており、種車の面影を残しつつもいかにも速そうなデザインのボディが数多くリリースされています。
オジサマがたには昔のシルエットフォーミュラみたいな位置づけといえばしっくりくるかも。
そんなラジコンレース用ボディにあって、世界中で知らない人がいない車種が「MAZDA 6」。
そう!日本名アテンザ!
カーオブザイヤー部門賞を獲るほどのいいクルマなんですが、本国日本でもあまり走っておらず、不幸にもマイナー車種の域を脱しないアテンザが、ひっそりとRCカーの世界で頂点に君臨していたとは!
RCカーの世界では跳ね馬よりも猛牛よりもアテンザが速いのです。
世のアテンザオーナー、ひいてはマツダオーナーのみなさん!大いに自慢していいですよ!
さてそんなアテンザことマツダ6。
これまでは初代ベースのボディが世界中のRCレースで活躍してきましたが、このたび実車のフルモデルチェンジから遅れること1年、レース用ボディのトップメーカー、米国プロトフォーム社から3代目アテンザをベースにした「NEW MAZDA6」がリリースされました。
リア部分などにRC向けのデフォルメがされているものの、押し出しの強いフロントグリルや特徴的なヘッドライト回り、ボンネットからAピラーに流れるラインはまさにアテンザそのもの。
もちろん安心のライセンス取得済マツダ公認ボディ。
日本では12月下旬に出荷が始まったばかりですが、手にしたドライバーからは早くも「失速感なく良く曲がる」と評判も上々の様子。
RC界ではこれからもしばらくはマツダがトップを走り続けそうですよ!